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「光る君へ」12歳彰子入内「父と違う 世のため」「生贄は凄い言葉」道長・柄本佑&倫子・黒木華語る裏側

スポニチアネックス / 2024年6月30日 21時1分

大河ドラマ「光る君へ」第26話。藤原彰子(見上愛・手前)は「裳着(もぎ)の儀」に臨み…(C)NHK

 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は6月30日、第26話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第26話は「いけにえの姫」。災害が続く都を、またも大地震が襲う。まひろ(吉高由里子)は夫となった藤原宣孝(佐々木蔵之介)の財で家を修繕し、生計を立てていた。藤原道長(柄本佑)は安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)から進言される。この天変地異を鎮めるには、道長の娘・藤原彰子(見上愛)を入内させるしかないと。心労から体調を崩した一条天皇(塩野瑛久)は、譲位して定子(高畑充希)と暮らしたいと行成(渡辺大知)に相談し…という展開。

 元号は改められ、長保元年(999年)2月、道長は彰子の「裳着(もぎ)の儀」(女性の成人の儀式)を盛大に行い、入内を公のものにした。

 当初は道長も晴明に語気を荒らげて反対したが、藤原詮子(吉田羊)から「道長もついに血を流す時が来たということよ」と促されて決意。源倫子(黒木華)に「(したたかな定子との)勝負ではない!これは生贄だ。手塩にかけた、尊い娘ならばこそ、値打ちが、ある。これ以上、帝のわがままを許すわけにはいかぬ」「私は左大臣で、彰子は左大臣の娘なのだ」と通告した。倫子は「不承知にございます」「どうしても彰子を生贄になさるのなら、私を殺してからにしてくださいませ。私が生きている限り、彰子を政の道具になどさせませぬ!」と覚悟を示した。

 藤原穆子(石野真子)は入内=不幸とは限らないと説き「ひょっこり、中宮様が亡くなったりしたら?」「中宮様は、帝より4つもお年が上でしょ。今は首ったけでも、そのうちお飽きになるんじゃない?」と倫子に助言した。

 道長は、定子が皇子を出産予定の11月に彰子の入内をぶつけることに。倫子が呪詛を願うと、道長は「そのようなことはせずとも、彰子が帝も内裏もお清めいたす!」。倫子も「殿の栄華のためではなく、帝と内裏を清めるため、なのでございますね」「分かりました。私も肝を据えます。中宮様の邪気を払い除け、内裏に彰子の艶やかな後宮を作りましょう」と一致団結した。

 藤原彰子が一条天皇に入内したのは数え12歳の時。

 オンエア後、撮影現場からの音声コメント「君かたり」が番組公式SNSにアップされた。

 ▼柄本佑(彰子の入内)非常に複雑な心境ではありますよね。でも「おまえはずっとキレイなところにいる」と言われたのが、結局自分の周りのものは汚さずに、苦労することなく今の地位に来たと、お姉ちゃん(詮子)に言われるところが結構効いたところもあるんじゃないですかね。もちろん薄々感づいているところではあったかもしれないけど。

 ただ1個、自分を正当化するというようなことで言うと、親父(藤原兼家)がやっていたようなことの意味合いとは違うということはあったりもするかもしれないですよね。自分がこれからする入内というのは、世のためであって、自分の家とか、そういったことのためではない。まひろとの約束を果たす。もっと大きな話にはなっていますけど、でもやっぱりあの約束と、世の中を良くしていくという、我のためにやっているわけじゃない。それが1個、正当化させる理由として(ある)。

 入内した女子(おなご)に幸せはないということは、本当に今もそう思っているし、同じ思いでいるけれども、自分が左大臣として、帝を支えていく者としてやらなくてはいけないことで。やっぱり決め手は、悲しいかな自分が左大臣になってしまって、彰子が自分の娘であったと(台詞でも)言っていたけど、そこら辺が悲しいところでもあるなという気がしますけど。

 だから、何か1個思うのは、心境はね、ずっと変わらないんですよ、この人たぶん。ただ、世の中をよくするため、帝を支えしていくためとか。それが周りから見ると「ひどいことしてるわ」と思われるのかな、みたいなことを思ったりするかな。道長さん自体は非常に正直で真っすぐと、政に向かってるような気がするんですけどね。

 ▼黒木華(道長は彰子を生贄と表現)凄い言葉を使うなとは思いますね。でも、きっと道長もそれを分かって言っている。入内するということは、左大臣としての政治に対するもので、こうするしかないけど、道長自身も彰子のことを大事にはしているでしょうし、ただそうするしかないんだという言葉、凄く切なくも私は受け取りましたし、だけれど、こうするしかないという、もう選ぶ道はない…力強さじゃないですけど、そういうのも感じましたね。

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