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【バレー男子】ネーションズリーグは銀メダル 52年ぶり金メダルならず この悔しさはパリで晴らす

スポニチアネックス / 2024年7月1日 5時3分

石川祐希

 ◇バレーボール ネーションズリーグ決勝 日本1-3フランス(2024年6月30日 ポーランド・ウッジ)

 バレーボールのネーションズリーグ男子決勝が30日(日本時間7月1日)、ポーランド・ウッジで行われ、世界ランク2位の日本は、東京五輪優勝国でパリ五輪開催国でもある同5位のフランスと対戦。セットカウント1―3で敗れた。

 第3セットを終えセットカウント1-2と後がなくなった日本は、序盤に宮浦が2本のスパイクを決めてチームにリズムを取り戻させた。だが、エース石川が相手の徹底マークを受け、3本のスパイクをブロックされてしまう。そんな中、その石川包囲網を逆手にとって大塚、小野寺が得点を重ねて追いすがった。

 石川もエースの意地とばかりに反撃。終盤に入ると再び石川が相手のマークをねじ伏せてスパイク3本を決める。ブロックポイントも重なって、ついに18―18と追いついた。その後も、石川、宮浦のスパイクで一進一退。だが、23-24とマッチポイントを握られた後、最後は徹底マークを受けていた石川のスパイクがブロックされて、それまで。悔しい悔しい敗戦となった。

 日本は6月22日の1次リーグ・フリピン大会でフランスと対戦し、セットカウント0-2と追い込まれながら、そこから3セットを連取する大逆転勝利。それだけに、負けられない思いも強かった。

 主要国際大会で日本が決勝に進出するのは72年ミュンヘン五輪以来52年ぶり。金メダルを獲得すればその時以来となるところだったが、その願いはかなわなかった。

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