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ド軍監督 大谷翔平から2三振奪いガッツポーズの新人右腕に「僕だってするかも。圧倒的な球はなかったが」

スポニチアネックス / 2024年7月1日 8時44分

試合前、取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)

 ◇ナ・リーグ ドジャース4―10ジャイアンツ(2024年6月30日 サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が30日(日本時間7月1日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。2三振を含む5打数無安打に倒れ、連続試合安打が4で止まった。6月最終戦は快音なしに終わったが、6月は12本塁打、24打点をマークし、日本選手最多通算5度目の月間MVP受賞が有力な情勢だ。チームは4―10と今季3度目の2桁失点で完敗した。

 この日はメジャー初先発のジャイアンツの右腕ビブンズに封じ込まれた。初回は一ゴロに打ち取られると、第2、3打席は連続三振。8回は前日に続く、2戦連発、日本選手初のスプラッシュヒットが期待されたが、この日は3番手ループにチェンジアップでタイミングを外されて右飛に倒れた。

 チームは9回に打線がつながって2点を返し、なおも2死二塁で大谷に第5打席が回ったが、下手投げ右腕のテイラー・ロジャースの前にこの日3個目の空振り三振。今季4度目の1試合3三振を喫し、最後の打者となった。

 チームは先発パクストンが4回12安打9失点と炎上。打線はテイラーがソロ本塁打を含む2打点を気を吐いたが、序盤の失点が重くのしかかった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督はビブンズを打ち崩せなかったことに「翔平を2回三振に取ったんだから、僕だってああいうふうに(ガッツポーズを)するかもしれない。攻撃陣は少し焦りすぎたと思う。これまで見たことがない投手。圧倒的な球はなかったと思うが、引っかけたゴロの打球が多く、アウトを与えてしまった。試合のスコアは明らか。良い投球だった。我々はこれから良い野球をするしかない」と反省した。

 また、炎上したパクストンについては「今日は調子が良くなかったと思う。ジャイアンツは明らかに攻撃的なチーム。高めのゾーンを狙われ、打ち損じをしなかった。カーブもストライクゾーンに集まってしまった。しかし、ブルペン陣は良かった。ピーターソンが2イニングを投げ、その次のラミレスも良い投球だった。3連戦の負け越しは良い気分ではないが、彼らが次のカードで勝つチャンスを与えてくれたと思う」と振り返った。ここまでの先発陣の評価については「山本(由伸)が負傷して以来、グッドだが、グレートというわけではない。先発投手が好投した試合もあったがそうでない試合もあった。つまり、一貫性がないといえる」と評した。

 大谷は前日の3回には右腕ハワードのスライダーを捉え、中越えに26号ソロ。ナ・リーグ本塁打王争いで2位のオズナ(ブレーブス)に5本差をつけ、メジャー通算500打点にもあと1、通算200本塁打はあと3に迫っていた。

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