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【陸上】「コテンパンにされた…」秦澄美鈴、屈辱の世界陸上から2年で自身初の五輪切符ゲット

スポニチアネックス / 2024年7月1日 10時21分

女子走り幅跳び決勝、優勝し笑顔の秦澄美鈴(撮影・小海途 良幹)

 ◇陸上・日本選手権最終日(2024年6月30日 新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)

 パリ五輪の代表選考会を兼ねて行われ、女子走り幅跳びで日本記録保持者の秦澄美鈴(住友電工)が6メートル56をマークし、4連覇を達成した。

 既にパリ五輪の参加標準記録(6メートル86)を突破していたため、この結果でパリ五輪代表に決まった。4連覇は、67年から8連覇を達成した山下博子以来。今大会の記録に関しては「全く手応えはない」と振り返ったが、五輪切符を手にし「ホッとしている」と安どの表情を浮かべた。

 高校から陸上を始め、3年の全国高校総体では走り高跳びで9位。大学から走り幅跳びに取り組み、今では日本屈指のジャンパーに成長した。ただ、初めての世界大会となった22年の世界選手権で予選落ち。モチベーションが高かった分、落ち込みも激しかった。

 「変な幻想を抱いて臨んだような世界選手権だった。そこでコテンパンにされて…。どう立ち直っていいかも分からない状態で、どこに自分の悩みがあるかも分からないような…。そのときはスグに“立ち直った”と言っていたけど、今考えると、けっこう引きずっていた」

 苦しかった日々を経て、昨年7月に6メートル97の大ジャンプで日本記録を更新。日本人初の7メートルも射程圏に捉え、大舞台に立つ。「決勝に進んで、ベスト8だったり上位入賞を狙って頑張りたい」。目標を達成するため、残り1カ月でベストの状態に引き上げる。

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