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「永世称号」獲得の藤井棋聖 過去に資格獲得の棋士は10人 羽生善治九段は驚異の「永世7冠」

スポニチアネックス / 2024年7月1日 18時51分

山崎隆之八段(右)に勝利し、3勝0敗で棋聖戦5連覇を達成して最年少永世称号「永世棋聖」を獲得した藤井聡太棋聖

 将棋の第95期棋聖戦5番勝負第3局は1日、名古屋市の万松寺で指され、後手の藤井聡太棋聖(21)=王将含む7冠=が挑戦者・山崎隆之八段(43)に100手で勝利した。シリーズ対戦成績を3勝0敗とし、タイトル5連覇を達成。史上最年少となる自身初の永世称号「永世棋聖」資格を獲得した。

 これまで永世称号を獲得した棋士は10人で、そのうち永世棋聖は故大山康晴15世名人、中原誠16世名人、故米長邦雄永世棋聖、羽生善治九段、佐藤康光九段の5人で、藤井は史上6人目。21歳11カ月での永世称号獲得は、中原誠十六世名人の23歳11カ月を2年更新する最年少記録となった。ちなみに羽生善治九段は2017年に驚異の「永世7冠」を達成している。

 藤井は6月20日に行われた甲府市での叡王戦第5局、伊藤匠叡王(21)に敗れて2勝3敗で自身初の失冠。タイトル初挑戦した20年度棋聖戦以来、敗退は初めてで、自身の持つタイトル連続獲得は歴代最多の22期でストップ。昨年10月11日の王座戦第4局で全8冠を独占して以来、254日で全8冠独占が崩れたが、引きずることなく変わらぬ強さを見せつけた。

 【永世称号を持つ棋士】※は故人、獲得称号は獲得順

 ▼※木村義雄14世名人=永世名人

 ▼※塚田正夫名誉十段=永世九段

 ▼※大山康晴15世名人=永世名人、永世棋聖、永世王将、永世十段、永世王位

 ▼中原誠16世名人=永世棋聖、永世名人、永世十段、名誉王座、永世王位

 ▼※米長邦雄永世棋聖=永世棋聖

 ▼谷川浩司17世名人=永世名人

 ▼羽生善治九段=永世棋王、永世棋聖、名誉王座、永世王位、永世王将、永世名人、永世竜王

 ▼佐藤康光九段=永世棋聖

 ▼森内俊之九段=永世名人

 ▼渡辺明九段=永世竜王、永世棋王

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