TOKYO MX配信サービス「エムキャス」終了 「関西民どうすれば？」「バラダン見れない」悲しみの声

TOKYO　MX

　TOKYO　MXの番組をインターネットで全国同時にリアルタイム配信する無料サービス「エムキャス」が6月末で終了したことを受け、ネット上では悲しみの声が広がっている。

　エムキャスは同局のリアルタイム配信サービスとして2015年にスタート。アプリをダウンロードすれば、スマートフォンでも視聴可能だった。

　しかし公式ホームページを通し、「長年ご愛顧いただきましたエムキャスを2024年6月末を以て終了させて頂きます」と発表。「ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、他のサービスで引き続き視聴できる番組につきましては一覧表をご確認ください」と説明した。

　同局の公式YouTubeチャンネルなどで見られる番組もあるが、人気番組「5時に夢中！」「バラいろダンディ」については1日現在、視聴可能なサービスがない。これを受けてネット上では「バラダン見れなくて悲しい」「エムキャスが終了したため関西民は見るすべがなくなってしまった。どうすればいいの？」「関西に住んでるんだけどバラダン、5時夢はどうやって見るの？」「思ったよりショックが大きい遮断された気分」などのコメントが。

　また、「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）は9月末で終了することがスポニチアネックスの取材で判明している。一足先にエムキャスが終了したため、ネット上では「関西民はバラダンもう見れなくなった」「エムキャス消えたらバラダン見れない」などの声が集まった。

　2014年4月1日から始まった同番組は再ブレーク前の梅沢富美男、橋本マナミらを番組開始当初からレギュラーに起用。このことでテレビ関係者の間では「目利きがいる番組」と呼ばれていた。スポニチアネックスの取材に、番組関係者は「1カ月ほど前には出演者側に終了が知らされた。皆さんショックを受けていた」と明かしている。

　TOKYO　MXはスポニチアネックスの取材に「現時点で、2024年度下期の番組編成は公表しておりません」と回答している。