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さあ、逆襲の7月!日本ハム・清宮が夏男へ本領発揮 北広島市内の小学校を訪問

スポニチアネックス / 2024年7月2日 6時1分

北広島大曲小の子供たちと記念撮影する(中央奥から)清宮、山本拓

 7月は俺に任せろ――。日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が1日、山本拓実投手(24)とともに北広島大曲小を訪問した。プロ入りから通算49本塁打のうち、37発を7月以降に記録した夏男。6月は主力離脱などで6勝14敗3分けと負け越したが、道内の暑さが増してきた中で、主砲が巻き返しの切り札となる。

 生粋の夏男が目を覚ます。昨年7月に月別で清宮は最高の打率・288、4本塁打をマーク。入団1年目から昨季まで放った49本塁打のうち、7割を超える37本を7月以降に記録した。気温の上昇とともに、調子も上昇するタイプだ。待ちに待った季節を迎え、まずは今季1号となる節目の50号で反撃ののろしを上げる。

 「早く打ちたいですね。夏男でいきましょう!この7月は!」

 今季はキャンプ直前に左足首を負傷し、開幕2軍スタートと出遅れた。4月下旬に初昇格を果たすも不振で即降格。ただ、6月11日に再昇格後は13試合に出場し打率・242、3打点と得意の夏本番を前に上昇の気配を漂わせてきた。清宮本人も「悪くはない感じはする。もはや、状態は良いものだと思っていきたいっすね」とうなずいた。

 チームは6月に6勝14敗3分けと失速。開幕から走り続けてきた主力も夏バテ気味だが、清宮は「僕はキャンプもオープン戦もやっていない。疲れは全然たまっていないので、チームの力になれるように頑張りたい」。引き分けを挟む今季ワースト5連敗中。直近6試合の平均1・5得点と苦しむ貧打は、自らのバットで解消する。

 この日は山本拓とともに北広島大曲小を訪問。キャッチボールや質問コーナーで交流を深めた。きょう2日からのロッテ戦へ向け「一試合でも多く、子供たちを喜ばせられるような試合がしたい」と清宮。昨季対ロッテは球団別では最高の打率・300。得意のロッテ投手陣を打ち崩し、7月の好スタートを切る。(清藤 駿太)

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