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「虎に翼」寅子“優三の夢”叶えた!出がらし星長官が名序文 ネット涙「心に染みた」梅子拍手 平田満名演

スポニチアネックス / 2024年7月2日 8時17分

連続テレビ小説「虎に翼」。星朋彦(平田満)(C)NHK

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は2日、第67話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第67話は、佐田寅子(伊藤沙莉)は休日を返上し、星航一(岡田将生)と改稿作業。航一は穏やかだが、考えは全く読めない。一方、寅子は家事部と少年部の親睦を深めようと昼食会を企画も、全くうまくいかない…という展開。

 甘味処・竹もと。「日常生活と民法」の表紙には「星朋彦著 星航一佐田寅子補修」とあった。驚く寅子に、航一は「お手伝いの度はとうに超えていますよ」。佐田優三(仲野太賀)の夢は法律の本の刊行だった。寅子は「代わりに夢を叶えたってことにしちゃおうかしら」と感慨に浸った。航一は「なるほど」「そんなふうに喜んでもらえるならば、父さんも出がらし冥利に尽きます」と穂高重親(小林薫)に最高裁判事を依頼した日のことを明かした。

 星朋彦(平田満)「出がらしにだからこそできる役目や、若い奴らに残せることがあるんじゃないかい」

 航一「ただの口説き文句かもしれない。でも、今はこの本は、父なりの出がらしの役目なのかと」

 寅子「出がらしにしては、味も香りも上等すぎますね。でも、その時の自分にしかできない役目みたいなものは、確かにあるのかもしれないわ」

 朋彦が到着し、自ら書いた序文を読み上げる。

 「今時の戦争で日本は敗れ、国の立て直しを迫られ、民法も改定されました。私たちの現実の生活より進んだところのものを取り入れて規定していますから、これが国民に馴染むまで、相当の工夫や努力と日時を要するでしょう。人が作ったものです。古くなるでしょう。間違いもあるでしょう。私は、この民法が早く国民に馴染み、新しく正しいものに変わっていくことを望みます。民法は、世間万人知らねばならぬ法律であります。決して法律家にのみ託しておいて差し支えない法律ではありませぬ。私のこの拙著がいささかにても、諸君の民法に対する注意と興味等を喚起するよすがとなることを得ましたならば、誠に望外の幸せであります。昭25年6月 星朋彦」

 寅子はもちろん、竹原梅子(平岩紙)や見知らぬ客も拍手した。

 長年闘病していた朋彦は、本の出版を前に亡くなった。寅子は優三の写真の前に「日常生活と民法」を置いた。

 SNS上には「不意打ちの優三さんは泣く」「この劇伴と優三さんの思い出で涙」「出がらしがこんなにステキな言葉だったとは」「竹もとのお客さんも大将夫婦も梅子さんも長官の序文に聴き入っている。泣いちゃう」「流石、平田満さんだなぁと思った朗読の場面。心に染みました」などの声。視聴者の感動を呼んだ。

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