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ドジャース ベッツ復帰後も正遊撃手は「不敗神話男」の可能性大 米地元メディア報道

スポニチアネックス / 2024年7月2日 12時3分

ドジャース・ロハス

 メジャー屈指の実力者か、それともチーム勝敗のカギを握る「不敗神話男」か。ドジャースの遊撃手について、ロサンゼルスタイムズ紙が報道。ムーキー・ベッツ内野手(31)に代わって現在、チームの正遊撃手を務めているミゲル・ロハス内野手(35)が、ポストシーズンでもそのポジションにとどまる可能性が高いと報じている。

 ベッツは持ち味の身体能力の高さを、守備面では存分には発揮できていない。今季初挑戦の遊撃のポジションで531回1/3をプレーし、9失策。日々、新しいポジションについて学んでいる段階だった。しかし6月16日に死球を受け左手骨折、6~8週間の長期欠場が予想されており、遊撃手としての成長は止まったままだ。

 一方ロハスは、遊撃手が本職で、今季も215回2/3を守り無失策。守備範囲は広いし、グラブさばきも抜群、肩も強く正確で、併殺の動きにも熟達している。「私にとって、彼は野球界でトップ5の守備力を持つ遊撃手です」とドジャースのディノ・イベル三塁ベースコーチ。ドジャース首脳陣は今、10月に守備で信頼できる遊撃手がどれほど重要であるかを再認識している。

 ロハスの課題は打力だったが、7月1日(日本時間2日)現在、打率・297、出塁率・344、長打率・446と好成績を残している。6月29日(同30日)のジャイアンツ戦で、安打を放った試合の連勝は24で止まったが、打点を挙げた試合は今季13戦全勝と勝負強さも見せている。

 仮にロハスが成績を維持できるなら、ベッツは二塁手として復帰する選択肢が現実味を帯びてくる。現在、二塁を守るギャビン・ラックスは守備力に定評はあるが、打率・221と低迷。デーブ・ロバーツ監督はこの入れ替えについて「ロハスの守備力については議論する必要がないと思う。ムーキーの復帰のタイミングや、ロハスの体調や状況次第。でも私たちは絶対に考えます」と答えている。

 心配点は35歳のロハスが遊撃手として毎日プレーし、優れたパフォーマンスを続けられるかどうかだ。過去に足のケガに悩まされたことがあり、今は両足に血流制限(BFR/blood flow restriction)マシンを巻いている。血流を一時的に制限する装置で、筋肉が硬くなるのを防ぎ、ケガのリスクを減らす目的だ。毎試合前後に少なくとも30分間トレーニングルームで治療を受け、さらに正遊撃手になってからは、試合前の練習時間を減らしている。「この2週間ほどBFRマシンを使っています。治療とストレッチも行い、体調は良好です」と話し、食事や水分補給にも気を付け、早く寝るようにしているという。

 ロバーツ監督は「トレーニングスタッフと話し、自分の目で彼の動きを見ることで、適度に休みを与えていく。彼は我々にとって非常に貴重な存在。フレッシュな状態に保つことが最も重要」と話している。

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