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初練習の鈴鹿・三浦知良が頭で初ゴール 一度はノーゴール判定も後で“認定”

スポニチアネックス / 2024年7月2日 12時5分

ヘディングでシュートを放つ鈴鹿・三浦(撮影・後藤 大輝)

 ポルトガル2部オリベイレンセから約1年半ぶりにJFLのアトレチコ鈴鹿(前・鈴鹿ポイントゲッターズ)に期限付き移籍で復帰したFW三浦知良(57)が2日、三重県津市の津市海浜公園陸上競技場で初練習。サポーター約50人が見守り、報道陣約60人が詰めかけた中、実戦練習では早くもヘディングで“初ゴール”を決めてみせた。

 「ゲームやって、ヘディングシュートが入ったか入らなかったかというところで、僕は入ったってずっと言い続けていたので、そういうコミュニケーションがいいんじゃないかなと。敵チームのみんなは認めてませんでしたけど(笑)」

 赤いビブスの「11」を身にまとって臨んだ半面での10対10。左サイドからのファーサイドへのクロスを頭で合わせた。GKが腕を伸ばしてボールをつかんだが、ラインを割ったようにも見える“初ゴール”。ノーゴールとして再開されたが、後にクラブのスタッフによってゴールと訂正された。「素晴らしいセンタリングだったと思います。ラインを割ったか割っていないかはカメラに収められていると思いますので、横からVARとして見てみてください」と自信満々。報道陣から「うまくミートしていた」と振られた質問にも「ゴールと言ってください」と食い気味に訂正し、ストライカーとしての矜持をのぞかせた。

 練習後は自らサポーターの元に出向き、サインなどのファンサービスを行った。練習中には率先してゴールネットを運搬。神戸時代の同僚でもある朴康造(パク・カンジョ)監督(44)が「誰よりも早く来て準備をしていた。若手がどう感じるか」と証言したようにと、練習場へも一番乗り。キングの気力は初日から全開だ。

 試合出場は14日のヴェルスパ大分戦(三交鈴鹿)から可能。「立ち上げから順調にきていますけど、これが試合でどういうふうに出るか」と慎重な姿勢を崩さなかったが、指揮官は14日の出場を「描いています。ゴールに一番近いポジションでカズさんを使いたい」と話し、早速の起用を示唆した。「チャレンジということがすごく大事で、自分自身次のゴール、次の勝利を目指して全力を尽くしていきたいし、その姿をグラウンドで表現できたらと思います。勝利とゴールを早く届けたい」とカズ。新たな挑戦が幕を開ける。

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