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ドジャース マンシー抜けた三塁の穴を埋めるのは?最近の6試合で打率5割のベテランが最有力候補

スポニチアネックス / 2024年7月2日 14時19分

ドジャースのクリス・テーラー(AP)

 通算189本塁打の、大砲の穴を埋めるにふさわしい選手について、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が報じた。

 ドジャースのマックス・マンシー内野手(33)は、5月17日(日本時間18日)に右脇腹痛で負傷者リスト(IL)入り。6月末のサンフランシスコ3連戦で合流したが、まだ完治しておらず、60日間のIL入りとなっているため、オールスターブレークまでは実戦復帰できない。

 マンシーは長打力が魅力で、今季も40試合の出場で打率こそ・223ながら、9本塁打で28打点を記録。長打率は・475、OPS・は798だった。デーブ・ロバーツ監督は現状のメンバーで、マンシーの攻撃力を補えているかと聞かれ「あまりうまくいっていない」と認めている。

 ドジャースの三塁手の打率はリーグで2番目に低い・175。出塁率もリーグワースト3位の・254、長打率も同2位の・263だ。ブルージェイズから獲得した左打者のキャバン・ビジオは、ドジャースで32打数6安打となっている。

 エンリケ・ヘルナンデスは30日の試合で3安打を記録したが、長打率は・317、OPS・586。今後は33歳のベテラン、クリス・テーラーがこのポジションでチャンスを得ることになる。シーズン最初の2カ月間は不調を極めていたが、25年まで約2500万ドル(約40億円)以上の契約が残っていたため、解雇はできず我慢の起用となったが、最近ようやく復調の兆しが見えてきた。

 直近6試合で14打数7安打と状態は右肩上がり。6月30日(日本時間7月1日)のジャイアンツ戦では本塁打、二塁打を記録し、2安打2打点と勝負強さも見せた。最近の働きにロバーツ監督も「もっと多くのチャンスを得るに値する」と話している。

 復調の転機になったのは6月初旬のヤンキースタジアムでのシリーズだった。それまでは以前のフォームを取り戻そうと必死だったが、速球に追いつけず、高めの球に振り遅れていた。そこで打撃コーチのアドバイスで、構えた際に右肘を緩め、打ち出す前にバットのバレルを球審に向けるようにした。結果多くの球をとらえることができるようになり、コンタクト率も上がった。

 テーラーは「自分らしくバットを振れている」と現状を自己分析する。マンシーが戻ってくるまで、テーラーが三塁を守る。「正直言って、役割があることに感謝しています。シーズンの始めは本当にひどい状態だったから」と意気込みを口にしている。

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