独立L・火の国 中川拓真のヤクルト入団を発表 元オリックス、強肩強打の捕手

オリックス時代の中川拓真

　独立リーグ・火の国サラマンダーズは2日、中川拓真捕手（21）がヤクルトに入団すると発表した。

　球団の公式サイトで「この度、火の国サラマンダーズは東京ヤクルトスワローズ球団と中川拓真の移籍に関して合意し、同選手が入団内定したことをご報告致します。チームの中心選手として活躍し見事NPB復帰を勝ち取った中川選手を火の国サラマンダーズは誇りに思い、これからも応援し続けていきます」と発表した。

　中川は高校通算44本塁打の強肩強打の捕手で、豊橋中央高から20年ドラフト5位でオリックスに入団。1軍出場がないまま昨季限りで戦力外となり、今季から火の国サラマンダーズに活躍の場を移した。

　ヤクルトにとって、捕手の補強は喫緊の課題。正捕手の中村が上半身のコンディションで6月に一時離脱した際に高津監督が「チーム編成が難しくなった」と嘆いたように、捕手陣に故障車が続出。古賀が長期離脱中で、リハビリを続けていた内山も6月下旬に2軍で実戦に復帰したばかりだ。