ひろゆき氏、都知事選候補者にアドバイス「勝ちそうです」は逆効果？「じゃあ俺は投票しなくてもいいって」

「ひろゆき」こと、西村博之氏

　実業家・西村博之（ひろゆき）氏（47）が2日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。東京都知事選（7月7日投開票）の候補者にあるアドバイスを送る場面があった。

　今回の都知事選について、ひろゆき氏は「実際ネット上で騒いでいるのは都民ではない人ばかりで。都民でもネット上で騒いでいる人たちは、そんなに投票に行くわけでもなくて。都民って忙しいので、投票に行くのはそれなりに暇な高齢者で。結局旧来の組織力のある人が受かって、ネット上で人気のある人は別に評価を受けないって言う気がしていて」と予想する。

　また「判官びいきというのがありまして。群馬県知事の山本一太さんって、1期のときに最高得票率を得たんですけど。2期のときにも絶対負けないっていう世論調査が出ていて。でも、あの人は“負けそうです”ってずっと言い続けてたんですよ。スタッフとか後援会の人たちも“投票しないと負けるかもしれない”って大衆に言っていて」とケースをあげる。

　「要するに“勝ちそう”って言われたら“じゃあ俺は投票に行かなくてもいいや”って。どうせ勝つんだから行かなくていいやって。でも、勝ってほしいけど“俺が行かないと負けちゃうかもしれない”ってなると、投票に行くんですよ」といい、候補者陣営が取るべき作戦は「“負けそうです、助けてください”と言わないといけない」と持論を展開していた。