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“地方の鬼”巨人・山崎伊織 7回7K2失点好投も打線の援護は1点どまり 球団69年ぶりの快挙逃す

スポニチアネックス / 2024年7月2日 20時26分

<巨・中>5回、福永に逆転2ランを浴びる山崎伊(撮影・村上 大輔)

 ◇セ・リーグ 巨人―中日(2024年7月2日 松本)

 巨人の山崎伊織投手(25)が2日、中日戦(松本)で今季13度目の先発登板。7回6安打2失点と好投するも打線の援護は1点どまりで、チーム単独トップとなる今季7勝目(1敗)を逃した。

 地方球場では試合前まで今季4戦4勝で、昨年から5連勝中。同一シーズンでの地方球場5連勝となれば1995年の三浦大輔(横浜)以来29年ぶり、巨人では1955年に6連勝した別所毅彦以来69年ぶりの快挙となるところだったが、手が届かなかった。

 “地方の鬼”ぶりをこの日もいかんなく発揮したはずだった。初回から150キロを計測。2回は先頭・板山を四球で歩かせたあと、石川昂へはシュートがユニホームをかすめる死球となって無死一、二塁のピンチを迎えたが、動じない。

 木下の送りバントは自ら処理し、振り向きざまに三塁へ送球する好フィールディングで三進を許さず。後続を打ち取って無失点で切り抜けた。

 3回は1死から田中に安打を許したが、続く細川の8球目で空振り三振に打ち取り、岸田が田中の二盗を阻止して三振ゲッツー。4回も無失点だったが、中日打者の粘りで初回20球、2回20球、3回21球、4回22球と4回終了時点で早くも83球と球数がかさんだ。

 すると、1―0で迎えた5回だった。先頭・ロドリゲスの安打と犠打で1死二塁となってから1番・福永に1ボールからの内角シュートを左中間スタンドへ運ばれ、2号2ラン被弾。勝利投手の権利が懸かったイニングに逆転を許した。

 5回までに94球。だが、その裏、2死走者なしで回った第2打席にも入って続投した。6回はこの試合初めての3者凡退に打ち取り、この回まで101球。7回は先頭・木下に安打されたが、二塁は踏ませず。この回を投げ切って降板となった。

 その裏に逆転すれば山崎伊に勝利投手の権利が発生するところだったが、2死一、二塁で代打・長野が2番手右腕・清水のフォークボールに空振り三振して無得点。山崎伊の勝ちはなくなった。巨人のマウンドには8回から2番手右腕・船迫が上がっている。

 山崎伊の投球内容は7回で打者28人に対して116球を投げ、6安打2失点。7三振を奪って1四球&1死球を与え、直球の最速は151キロだった。

 前回登板した6月25日のDeNA戦(ハードオフ新潟)では今季2度目の完投勝利こそ逃したものの、8回2安打1失点と好投して2試合ぶりとなる今季6勝目。1―1で迎えた7回には自ら勝ち越し&決勝の適時二塁打を放つ投打“二刀流”の大活躍だった。

 ▼山崎伊 先制してもらったのに逆転されて悔しいです。味方の逆転を信じてベンチで応援します。

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