DeNAドラ5・石田裕がデビュー3連勝！ 「めちゃめちゃ楽しみ」というナイターで5回2失点

＜D・ヤ＞5回、村上を打ち取りガッツポーズの石田裕（撮影・島崎忠彦）

　◇セ・リーグ　DeNA6ー4ヤクルト（2024年7月2日　横浜）

　DeNAのドラフト5位・石田裕太郎投手（中大）が、デビューから負けなしの3連勝をマークした。

　前回登板の6月16日西武戦では4安打完封、球数95球の「マダックス」を達成した。そこから中15日。初のセ・リーグ相手でカード頭の登板も、三浦監督からは「何も変えなくていい」と背中を押された。

　「どんどんストライクゾーンで勝負する」。変わらぬ投球スタイルで4回まで2安打無失点。5回2死満塁でオスナに左前に運ばれプロ19イニング目で初の適時打を許したが、5回5安打2失点で3勝目を手にし「立ち上がりはあまり良くなかったけど、変化球でカウントが取れてうまく修正することができた」と振り返った。

　プロ3試合目で初のナイターでの登板。横浜市磯子区出身で、生粋のベイスターズファンである石田裕は、子供の頃から横浜スタジアムでナイターを見るのが大好きだった。

　「（投げるのが）めちゃめちゃ楽しみで。暗い球場の雰囲気がとても好き」と話していた右腕。試合後はカクテル光線を浴びて笑顔が輝いた。