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江村が狙う!フェンシング、初の旗手で女子初メダル「ワクワク」東京金のレスリング・須崎に続くぞ

スポニチアネックス / 2024年7月3日 4時31分

<フェンシング日本代表会見>会見に臨んだ江村(撮影・郡司 修)

 フェンシングのパリ五輪代表が2日、東京都内で会見に臨み、21年東京大会に続く2度目の出場で日本選手団の旗手に決まった女子サーブルの江村美咲(25=立飛ホールディングス)が大役に胸を躍らせた。22、23年世界選手権で個人2連覇を達成した金メダル候補。主将制が廃止されたことで、チームジャパンの顔も兼ねる女子のエースが開会式と競技会場の両方で日の丸を掲げる。

 28年のアムステルダム大会で旗手制度が始まって以来、フェンシング競技から初めて旗手の大役に指名された江村。正式発表から一夜明けたこの日、チームジャパンの公式スポーツウエアに身を包んで会見に臨み、「最初にお話を頂いた時は驚きの気持ちと、もっとふさわしい人がいるのではと思ったが、フェンシングにとってもいい機会になると思ったので受けた」と晴れやかな表情で語った。

 旗手が単なる端役ではないことは、歴代の面々を見れば明らかだ。日本が参加した過去20大会で計21人が務め、60年ローマ大会の体操・小野喬、00年シドニー大会の柔道・井上康生、21年東京大会のレスリング・須崎優衣ら6人が金メダルを獲得。力量、品格も評価されての大役だけに、「日頃から日本の代表としてふさわしい行動を心がけていきたい」と襟を正した。

 開会式は五輪史上初めてスタジアムを離れ、パリ中心部を流れるセーヌ川で実施される。選手団は船に乗って約6キロ下り、式典が行われるトロカデロ広場に集結。昨年は杭州アジア大会で旗手を務めた江村本人も、乗船中の旗の扱いは知らされておらず、「どんな世界が広がっているのかワクワクする。どんなふうに船に乗るかも想像がついていないが楽しみ」と胸を躍らせた。

 自身の出番は29日の個人戦と8月3日の団体戦。日本フェンシング界初の個人金メダリスト、初の女子メダリスト誕生の期待を背負いながらも、「正々堂々と最後まで戦い抜けば、結果は後から付いてくると信じている」と気負うことなく言い切った。 (阿部 令)

《男子エペジーーンもう一度!見延連覇「目指す」》

 ○…東京五輪で日本初の金メダルを獲得した男子エペ団体の見延和靖(ネクサス)は「前回に引き続き金メダルを目指す。メンバーは違うが、“エペジーーン”の精神で頑張りたい」と抱負を述べた。昨年の杭州アジア大会では個人、団体の2種目で優勝するなど、エースとしてけん引する加納虹輝(JAL)も「自分のフェンシング人生で今が一番実力がある。団体、個人も金メダルを獲れるように頑張る」と宣言した。

《男子フルーレ エース松山「楽しむ」》

 ○…昨年の世界選手権の団体戦を制した男子フルーレは、世界ランキング1位で米スポーツデータ専門会社のメダル予想でも金メダル候補に挙がる。エースの松山恭助(JTB)は「個人もチームも非常にいい状態。残り1カ月、プレッシャーも楽しんで目指すところにたどり着ければ」と意欲。唯一の現役大学生でチームに新風を吹かせている飯村一輝(慶大)も「身長差を埋めるスピード、ダイナミックなフェンシングを届けたい」と話した。

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