1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

阪神・才木 9勝目お預けも“エースの仕事” チームの連敗ストップ貢献「粘っていたら最後、点が入る」

スポニチアネックス / 2024年7月3日 5時18分

<広・神>岡田監督(左)らと勝利のハイタッチをかわし、笑顔を見せる才木(中央)(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神3-0広島(2024年7月2日 マツダ)

 当たり前のように、スコアボードに「0」を並べた。阪神・才木は、序盤から広島打線を圧倒。この日発表された球宴選出の御礼には十分すぎる快投を見せた。

 「粘っていたら、きょうみたいに最後、点が入るので、きょうみたいな投球を続けていきたい」

 広島・森下との投手戦で、一歩も引かなかった。自身の悪送球で招いた2回無死三塁の窮地は「1点を覚悟」も、坂倉を三邪飛に仕留めるとギアを上げ無失点。「真っすぐの感じは微妙」と好調とは言えない中でも5回まで無安打を継続し、初安打を許してピンチを招いた6回2死一、二塁でも上本を三ゴロに打ち取って粘った。終わってみれば、7回1安打無失点だ。

 “セ・リーグNo・1”の実力を証明した。球宴ファン投票の最終結果がこの日、発表され、先発投手部門で8年目にして初選出が決定。最終的に45万1456票を集め、2位のDeNA・東に20万票以上の差をつける圧勝だった。

 今季は開幕から先発ローテーションの一角としてフル回転。リーグトップ8勝、防御率1・11と文句のつけようのない成績を残している。マウンドでの躍動がしっかり票に反映されての選出に「ファン投票で選んでいただいて、すごくありがたい」と、笑顔でこうべを垂れた。「ベタですけど、(藤川)球児さんの申告真っすぐ。カブレラを三振に取ったシーンはすごく印象に残っている」と過去の名シーンを回想した右腕は「ファンが喜んでくれるパフォーマンスを」と“火の玉”ばりの自慢の直球で、魅せることも宣言。交流戦で本塁打を浴びている“パ・リーグNo・1”打者のソフトバンク・近藤との対戦を熱望し、「真っすぐを打たれているのでやり返したい」と闘志を燃やした。

 「(チームが連敗を止めて)勝ったのはいいと思いますし、こういう展開でゼロでいけたのは良かった」

 今季チームは、連敗の状況で才木が先発した6試合で全勝。大黒柱は自身の9勝目こそ逃したが、連敗ストッパーの役割は果たした。(遠藤 礼)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください