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オリックス・杉本 岩木山が見下ろす弘前「はるか夢球場」の夜空に鮮やかなアーチ

スポニチアネックス / 2024年7月3日 5時48分

<楽・オ>5回、岩木山をバックに三塁を回る杉本(左)(撮影・篠原 岳夫)

 ◇パ・リーグ オリックス4-1楽天(2024年7月2日 弘前)

 岩木山が見下ろす青森・弘前「はるか夢球場」の夜空に、ラオウが鮮やかな決勝アーチをかけた。0―1の5回1死一、三塁、オリックス・杉本が内のフォークを強振。満員御礼の1万1525人が詰めかけた球場の左中間芝生席に、3号逆転3ランを放り込んだ。

 「うまくバットに乗ってくれて良かった。青森、初めて来たんですけど、今日で好きになりました」

 フォークを3球続けられ最初の2球はワンバウンドを空振り。「いろんなことを頭に入れて。外野フライのイメージで」と3球目のやや浮いた球を仕留めた。チームの弘前での試合は、2―3で敗れた17年6月28日の楽天戦以来7年ぶり2度目。当時2年目の杉本はまだ2軍だった。初めて足を踏み入れた津軽の地でチームに初勝利をもたらした。

 験かつぎも実った。これまで時々、本拠地でのナイター前にチームにドーナツを差し入れてきた。待望の今季1号を放った6月14日のヤクルト戦では「最近やってないなと思って」と75個を差し入れ、すぐに効果が出た。今回は、弘前入りした前日1日に駅前でなじみのドーナツショップを発見。「何か呼ばれているような気がして。差し入れしたら今日もホームランを打てたんで良かった」。前回より5個増やし「今日は80いきました」と胸を張った。

 21年の本塁打王が、6月半ばまで、まさかのノーアーチだったが、ここ出場12試合で3本目。上位浮上へ欠かせぬ大砲に、いよいよ当たりが戻って来た。 (山添 晴治)

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