河内家菊水丸 万博は55年の時を経て、水辺開催に戻った
スポニチアネックス / 2024年7月3日 11時1分
【菊水丸店主 珍宝堂】先月30日、シェラトン都ホテル大阪にて「河内家菊水丸ダイナミック盆踊りツアー2024出陣式~大阪・関西万博『いのち輝く未来社会音頭』発表1年前 スペシャルパーティー」を開催。式典には、大阪府の吉村洋文知事も駆けつけてくださいました。
私が出陣式のスピーチで語ったのは、小学2年で体験した、前回の1970年万博のアメリカ館で月の石を見て、イタリア館で生まれて初めてグラタンを食べたる感動話。まさに、未知の世界へといざなう国際見本市。
いよいよ、大阪・関西万博EXPO2025を来年に控えて、前回の万博を振り返って、懐かしの近未来、戦後日本社会の象徴であるとか、関係者へのインタビューを交えたノスタルジックな書籍が多く出版されています。それらは、過去の万博史上最高の入場者数である6421万人を記録して大成功に終わったエピソード。それはそれでいいのですが、博覧会の中枢にいた人がほとんど鬼籍に入った今、後付け感が否めません。
70年万博マニアを掲げる私としては、同年6月3日に万国博グラフ社から開催中に刊行された、前田昭夫著「千里への道ー日本万国博7年の歩み」。この一冊がオススメ。書評コラムみたいになってきましたが、もちろん絶版。ネットで探して読んでほしいなあ。誘致からの真実が記されています。
そもそも万国博覧会は、パリのセーヌ川畔での第1回から、水辺で開催するのが慣例だったようです。70年万博は当初、埋め立てが終わったばかりの南港が候補地となり、滋賀県の琵琶湖と競い合った末に、交通アクセスの問題で例外的に陸地の千里開催にこぎつけた経緯がつづられています。さすれば、吉村知事が「なぜ夢洲なのですか!!」との質問を受ける記者会見を目にしますが、55年を経て本来の水辺での万博開催に戻したということになります。リアルタイムに書かれたものに勝るものはなし。 (河内家菊水丸)
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