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錦織圭 右足首けがの影響なし!3年ぶり出場ウインブルドン 1-1で日没サスペンデッドも順調な滑り出し

スポニチアネックス / 2024年7月3日 5時6分

ウインブルドン選手権、男子シングルス1回戦に出場した錦織圭(AP)

 ◇テニス ウインブルドン選手権第2日 男子シングルス1回戦 錦織―ランデルクネク(2024年7月2日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)

 男子シングルス1回戦が行われ、元世界ランキング4位(現401位)の錦織圭(34=ユニクロ)が、同76位のアルトゥール・ランデルクネク(28=フランス)と対戦。3年ぶりの出場となったウインブルドンで、第3セット途中に日没サスペンデッドゲームとなった。

 雨天の影響で予定の試合開始より約3時間遅れでスタート。第1セットは、1メートル96の高身長から放つサーブが得意なランデルクネクから、錦織は第2、第4ゲームをブレークする。反対に第7ゲームをブレークされたが慌てず、得意のストロークで相手を翻弄。自らのサービスゲームをキープし、最後は第12ゲームをブレークして7-5で先取した。

 第2セットは、第5ゲームでブレークを許したが、瀬戸際の第9ゲームを粘りながらキープ。最後は4-6で奪われたものの、けがの影響を感じさせない錦織らしいプレーが随所に出た。

 第3セットはお互いにサービスゲームをキープし、ゲームカウント1-1となったところで、日没サスペンデッドとなった。3日(日本時間4日)に続きが行われる予定。

 今年3月の「マイアミ・オープン」で約8カ月ぶりに復帰した錦織は、3季ぶりの4大大会出場となった全仏オープンで約2年9カ月ぶりの四大大会での白星を挙げた。だが、2回戦は右肩痛のため途中棄権。さらにウィンブルドン選手権の前哨戦、イーストボーン国際では右足首のケガのため試合直前に棄権。「3日前に練習で軽い捻挫をした。芝で滑ってしまった。少し炎症が起きて大事を取った」と経緯を説明した。負傷続きで、今回のウインブルドンはぶっつけ本番に近い形だったが、この日のプレーで負傷箇所をかばうような仕草はなく、問題ないようにプレーできた。

 錦織は、今夏パリ五輪の出場が内定。5大会連続5度目の五輪出場で、4大会で並んでいた杉山愛を抜き日本テニス界で単独最多となる。ここ数年は故障に苦しんでおりツアーに専念する選択肢もある中、5月下旬には「五輪はグランドスラム(4大大会)と同じぐらい大事さのところにある。いい結果を残したい気持ちは大きい」と出場への意欲を示していた。

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