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巨人・井上温大 小学生時代から投げた思い出の地元球場でキラリと輝く3勝目 8回7K無失点快投

スポニチアネックス / 2024年7月3日 20時57分

<巨・中>初回、力投する井上(撮影・藤山 由理)

 ◇セ・リーグ 巨人6―1中日(2024年7月3日 前橋)

 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が3日の中日戦(前橋)で今季5度目の先発登板。家族や友人が多数観戦した地元でプロ最長の8回を投げて5安打無失点という快投を披露し、3試合ぶりとなる今季3勝目(4敗)を挙げた。

 群馬県前橋市出身で、前橋商から2019年ドラフト4位で入団して今季が5年目。上毛新聞敷島球場は小学校、中学校と投げ続け、高校3年夏の県大会決勝で前橋育英に敗れて以来のマウンドとなった。

 思い出の場所で、プロ入り後、初となる凱旋登板。そこで井上は気合の入った投球を見せた。

 初回、いきなり2者連続奪三振でスタート。細川、カリステに連打されて一、二塁のピンチを迎えるも板山をこの回3つ目の三振に打ち取って波に乗った。

 2回から4回までは3イニング連続で3者凡退。5回は2死からロドリゲスに安打されたが、相手先発の20年目右腕・涌井から自己最多タイとなる7奪三振目。

 6回の1死一、三塁では4番・カリステ、7回の1死一塁では木下、8回の無死一塁では宇佐見を併殺打に打ち取って8回まで無失点で97球を投げ切った。

 味方打線は3回にヘルナンデスの5号3ランで先制すると、5回には吉川の犠飛で貴重な追加点を挙げて4点リード。8回には岡本和の適時二塁打と大城卓の適時打で2点を加えるなど援護した。

 前回登板した6月27日のDeNA戦(横浜)では2回に大城卓の2号ソロで先制してもらうも、3回に桑原、4回には佐野と2イニング連続で一発を浴びて4回5安打3失点で降板。8回、岡本和が同点の13号2ランを放って黒星の可能性は消滅したが、チームは延長10回、ケラーが宮崎にサヨナラ被弾して敗れている。

 そこから中5日でのマウンドとなったこの日も岸田とのバッテリーだったが、最後まで息ピッタリ。9回のマウンドは泉に譲ってプロ初完投&初完封こそ逃したものの、見事な今季3勝目だった。

 井上の投球内容は8回で打者28人に対して97球を投げ、5安打無失点。7三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は148キロだった。

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