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阪神監督最多タイの514勝の岡田監督「そんなん関係ないってもう。ウイニングボール?いらんよ」

スポニチアネックス / 2024年7月3日 21時46分

<広・神>勝利し、首脳陣とタッチを交わす岡田監督(撮影・須田 麻祐子)

 ◇セ・リーグ 阪神2―1広島(2024年7月3日 マツダ)

 阪神監督として藤本定義監督に並ぶ球団最多タイの514勝をマークした岡田監督は「そんなん関係ないってもう。ウイニングボール?いらんよ」とお祝いモードを一掃し、1試合2本塁打の佐藤輝の復調にだけ目を細めた。2軍降格も課した佐藤輝の奮闘で首位・広島に連勝。チームのムードもグッと高まった。以下は一問一答。

 ――佐藤輝が久しぶりに。

 「久しぶりやろ」

 ――神宮で、本塁打が出ると話していた。

 「まあな。その2点やからな」

 ――相手バッテリーも佐藤輝を嫌がっていた。

 「まあ、最初のな、1打席目やったからな。2打席目か。フォアボールも選んどったし。2打席目も」

 ――守備にミスもあったが。

 「いや、いつもワンバン放れいうてんのに」

 ――大竹は持ち味を出した。

 「そうやなあ。まあ、まだちょっと余力残したけどな。きょうはな。まあ、2イニングやったらな。何とか継投いけるしな」

 ――相変わらず広島との相性もいい。

 「いやまあ、あの緩い球を放れるいうことは、自信持っとるんやろな。タイミング外すというかな、緩急を。言うても相手が嫌がってるもんな」

 ――スコアは2―1だが、勝ち方は。

 「いや、ファインプレーもあったけどな、どこかで1本出てたら楽やったけどな。まだまだそんな楽には勝てんわ。でもこないしてしのいでいったら、もうちょい楽な勝ち方ができるようになるんちゃうかな」

 ――潮目は変わった感じはするか。

 「それはヒットも出るようになったし、チャンスをつくれているからな、そこで回ってきた者がな、そこで1本タイムリーでも出たらな、だいぶ楽になるよな、やっぱこういう勝ちな、逃げ切るというかな」

 ――514勝目。

 「そんなん関係ないないやん、関係ないってもう(笑)」

 ――一つずつ積み重ねを。

 「うん、それをなあ、おーん、だから7月入って、オールスターまでの区切りやな、そこでどんだけな、貯金積み重ねられるかやろなあ、やっぱり」

 ――明日の試合が持つ意味は大きい。

 「いやいや大きいけど、村上も分かっとるよ、そんなもん。昨日もな、ブルペン見たけど、だいぶ調子もな、いい時に戻っとるよ」

 ―ここ数日イニングにこだわらない継投。オールスターまでの貯金を。

 「そうやなぁ。まずオールスターまでやからなぁ、おーん。まぁだから連投になるけどな、なるべく球数少なく、あんまり負担かからんような球数でな、おーん。オールスターまでちょうどひと区切りやから、そこはひと踏ん張りやな。もうちょっと点取ったらもうちょっと楽にいけるんやけどな、こういうゲーム展開やからしゃーないけど」

 ――ウイニングボールは。

 「そんなん誰も覚えてないやろ。いらんよ」

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