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九州産 接戦制して初戦突破 バッテリー組む梅野ツインズが貢献

スポニチアネックス / 2024年7月4日 6時1分

<太宰府・九州産>強い絆で初戦を突破、九州産の双子バッテリー、兄の梅野稔人(左)と弟・彦人

 ◇第106回全国高校野球 福岡大会2回戦 九州産4―2太宰府(2024年7月3日 春日)

 福岡大会は1回戦2試合、2回戦14試合が行われた。双子の梅野彦人(げんと)投手と稔人(じんと)捕手(ともに3年)がバッテリーを組む九州産は太宰府に4―2で逆転勝ちし、初戦を突破。兄の稔人が2打点、弟の彦人が先発して6回2失点と活躍し、チームの勝利に貢献した。ほか、小倉などが3回戦進出を決めた。

 兄弟の絆は強い。まして双子ならなおさらだ。梅野ツインズがバッテリーを組む九州産が苦しみながらも初戦を突破した。「球が走っていた。2失点で踏ん張ったのが勝因と思う」と弟を称えた稔人捕手。右腕の彦人は「逆転された5回2死満塁のピンチでマウンドに来てくれた。“思い切り腕を振れ”と言われ、あれで落ち着けた」と兄に感謝した。

 二人の絆を初回から示した。打っては1死三塁で稔人の二ゴロ野選で先制に成功。彦人は3回まで3者凡退を続け、7回1死二、三塁には稔人が勝ち越しの右犠飛。1安打2打点の活躍で盛り立てた。実は7回は彦人からの打順だったが「エースを代えて勝負に出た。ここが勝負どころと思った」とプロ野球の阪神、西武で活躍した吉竹春樹監督(63)のひらめきで代打を起用。その読み通り四球、投失で好機が広がり、稔人の犠飛もあって逆転につながった。

 6回2失点での降板となったが結果的に勝ち越しとなり「チームが勝ててよかった。暑さもあり(5回は)投げ急いでしまった。次はしっかり抑えきりたい」と彦人は次戦の糧にするつもりだ。7歳年上の兄・雄吾(現中日投手)の後を追い幼稚園の頃から互いを相手にキャッチボールを続けてきた二人。「次は兄弟で完投勝ちしたい」。ツインズが胸を張って声をそろえた。 (中島 泉)

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