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ソフトバンク・和田 5日楽天戦先発へ 中25日で再アピールの快投を

スポニチアネックス / 2024年7月4日 5時28分

投手練習に参加する和田(撮影・成瀬 徹)

 再アピールへ出番がきた。ソフトバンクの和田毅投手(43)が、あす5日の楽天戦で先発する見通しとなった。今季いまだ2勝の左腕は3日、みずほペイペイドームでの投手練習に参加。中25日での登板に向けて気持ちを高めていた。今季5戦目の先発マウンドは早大の後輩である早川との通算3度目の投げ合いが濃厚。オフに自主トレをともにする仲だが、先発ローテーション定着へ負けられない。

 和田があす5日の楽天戦で久々に1軍マウンドに立つ。前回登板は6月9日のDeNA戦(横浜)で中25日で先発する見通し。本拠地ドームでは6月2日の広島戦以来だ。リーグ戦が再開して最初の出番を前に、この日の投手練習では大関にマウンドの状態を聞くなど抜かりなかった。

 「最近、全然投げていなかったのでね。ゼキ(大関)に土の状態が変わっているかを聞いたりして。違和感はないかとか、ちょっとした話をしました」。

 登板間隔が20日以上も空くのは約5年ぶりとなる。19年7月20日の楽天戦で右太腿裏を痛めた後、8月12日の日本ハム戦に中23日で復帰した。「覚えていますよ。でも、前回はケガ。ここまで空くことは、なかなかなかった。自分ができることを1球目からやるだけ」と意気込む。

 対する楽天との相性はいい。前回5月22日に7回無失点で今季2勝目を挙げるなど、昨季から3連勝中。「前回とは変わってると思うので。一人一人、先頭から抑える。当たり前のことですけど」。さらにはオフに長崎で合同自主トレを行う早大の後輩、早川との通算3度目の投げ合いが濃厚。これまで2戦2勝で「そうなれば、そうなったで勝っていく。勝つ投球を」と話した。

 チームはカード初戦に10連勝中で、いい流れをつなぐつもり。6月28日には先発予定だった2軍戦が雨天中止となったが、屋内でライブBPに登板して仕上がりは順調だ。

 43歳ベテランはシーズン中盤の7月から先発ローテーションに再定着することをもくろんでいる。有原がハーラートップ8勝、大津が6勝、大関とモイネロがそれぞれ5勝を挙げている。倉野投手コーチ兼ヘッドコーディネーターは競争意識が結果につながっていると語る。「今、7人抱えていて“7人でシーズン通して競争をしている”と伝えてます。いい投球をすれば機会も上がります」。

 和田は5日の先発マウンドをアピールの場だと捉えている。「間が空いても投げさせてもらっている。自分が結果を残し続ければ機会はある。そうやっていくしかない。シーズン最初より最後を意識しているし、投げたいですね」。夏本番を前に和田の気合は激アツだ。(井上 満夫)

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