ドジャース・大谷 本塁打競争「出ない」 来季の投打二刀流完全復活へ「リハビリもある」

試合後の囲み取材で本塁打競争を辞退する意向を示した大谷（撮影・柳原　直之）

　ドジャース・大谷が、テキサス州アーリントンで15日（日本時間16日）に開催される本塁打競争に参加しない意向を表明した。

　大リーグ機構（MLB）からオファーが届き、選手の負担軽減を目的にした新ルールも発表されたが「おそらく出ない方向で進むんじゃないかなと思う」と説明した。

　最大の理由は昨年9月に手術を受けた右肘。「リハビリもあるので、なかなか（スイング数など）ボリュームも多いですし」と来季の投打二刀流での完全復活を最優先した。リハビリ中でなければ参加可能だったと明かしたデーブ・ロバーツ監督は「彼がドジャースに来た理由は優勝するため。彼一人がMLBを背負う必要ない」と強調。

　16日（同17日）に行われるオールスター戦のファン投票2次投票では、ナ・リーグDH部門で前日の得票率61％を65％まで伸ばし、35％のシュワバー（フィリーズ）を引き離した。投票は米東部時間3日正午（同4日午前1時）締め切りで、同日に結果が発表される。