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【アーチェリー】6大会連続出場39歳 古川高晴“野村の教え”で金メダル宣言「目指して獲る」

スポニチアネックス / 2024年7月4日 4時40分

パリ五輪に向けて練習するアーチェリー日本代表の(左から)古川高晴、中西絢哉、野田紗月

 アーチェリーでパリ五輪に臨む男子の古川高晴(39=近大職)と中西絢哉(24=シーアール物流)、女子の野田紗月(24=ミキハウス)が3日、奈良県生駒市にある近大の施設で練習を公開した。

 12年ロンドン大会で個人銀、21年東京大会で個人と団体で銅を獲得し、6大会連続出場となる古川は「金メダルを獲るための練習をしてきた。個人、団体、混合と3種目あって、金メダルを目指して頑張りたい」と誓った。 

 21年東京大会後に柔道で3大会連続金の野村忠宏さん(49)に会い、当時、何を意識しながら練習していたかを聞くと「金メダルしか見ていなかったよ」とシンプルな答えが返ってきた。「金メダルを獲るためには、目指して獲りにいかないといけないと感じた」。トップを狙うため、東京大会後にフォームの改造を決意。より体を使った打ち方の習得に励んできた。39歳は「期待してほしい」と力強く語った。

 ≪野田メダル照準≫女子で日本勢唯一の出場となる野田は、自身初の大舞台へ「メダル」を目標に掲げた。昨年8月の世界選手権で個人3位となり、パリ切符を獲得。高校から競技を始めて成長を遂げてきた24歳は「自分の力を発揮して、メダル獲得を目指したい」と意気込んだ。団体での出場を逃したため、個人と混合で表彰台を狙う。

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