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「虎に翼」寅子「許さない」花束贈呈拒否!ネット疑問「今言う?祝賀会に泥を…」遺恨穂高に怒号1分半

スポニチアネックス / 2024年7月4日 8時17分

連続テレビ小説「虎に翼」第69話。佐田寅子(伊藤沙莉)は恩師に向かって…(C)NHK

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は4日、第69話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第69話は、穂高重親(小林薫)が最高裁判事を退く。佐田寅子(伊藤沙莉)は桂場等一郎(松山ケンイチ)に退任記念祝賀会の手伝いを頼まれ、うっかり引き受け、気まずい気持ちのまま出席。桂場、久藤頼安(沢村一樹)多岐川幸四郎(滝藤賢一)らが集まる中、寅子は穂高の言葉に真っ向から意見し…という展開。

 穂高は体調不良だった。

 あいさつに立った穂高は星朋彦(平田満)の言葉を引用し「こういう会を開いていただけるというのも、出がらしとして最後まで自分の役目を果たすことができたからなのかなと。そう思おうと思った。法律を一生の仕事と決めた時から、旧民法に異を唱え、ご婦人や弱き者たちのために声を上げてきたつもりだった。もっと何かできることがあったのではないのか。ご婦人の社会進出、新民法の謳う本当の意味での平等、尊属殺の重罰規定の違憲性。出がらしも何も、昔から私は自分の役目なんぞ果たしていなかったのかもしれない」と後悔の念を吐露。

 寅子が涙を流し、震えている。

 「結局私は、大岩に落ちた雨垂れの一雫に過ぎなかった。でも、なにくそと、もうひと踏ん張りするには、私は老いすぎた。諸君、あとのことはよろしく頼む。本日は本当に、ありがとう」

 寅子は穂高に贈る予定だった花束を多岐川に預け、足早に会場を出る。気づかなかった久藤がアナウンスしてしまい、代わりに多岐川が手渡した。

 廊下に追い掛けた桂場は「ガキ!何を考えているんだ!」と寅子を叱責。現れた穂高に、寅子は言い放つ。

 「謝りませんよ、私は」「先生の一言で心が折れても、その後気まずくても、感謝と尊敬はしていました。世の中そういうものと流されるつらさを知る。それでも、理想のために周りを納得させようと踏ん張る側の人だと思っていたから。私は、最後の最後で、花束で、あの日のことをそういうものだと流せません。先生に、自分も雨垂れの一雫なんて言ってほしくありません」

 穂高は「あーっ!」と天を仰ぎ「謝っても駄目、反省しても駄目。じゃあ、私はどうすればいい」と問う。

 「どうもできませんよ!先生が女子部を作り、女性弁護士を誕生させた功績と同じように、女子部の我々に、報われなくても一雫の雨垂れでいろと強いて、その結果、歴史にも、記録にも残らない雨垂れを無数に生み出したことも。だから私も、先生に感謝はしますが、許さない!納得できない花束は渡さない!世の中そういうものだと流されない。それでいいじゃないですか。以上です」

 穂高は呆然と立ち尽くした。

 寅子は屋上に上がり「あーっ!」と絶叫。我に返ると、頭を抱え、しゃがみ込んだ。後悔したが、時既に遅し…。

 寅子が「許さない」と語ったのは、第38話(5月22日)の出来事。講演会のため、母校・明律大学に出向いたが、倒れてしまった。

 医務室。寅子は妊娠と、久保田聡子(小林涼子)中山千春(安藤輪子)が弁護士を辞めたショックを明かし、身の振り方を相談。働きたい寅子に、穂高は出産・育児が第一の務めだと説いた。

 穂高「いやいや、世の中そう簡単には、変わらんよ。雨垂れ石を穿つだよ、佐田くん。君の犠牲は、決して無駄にはならない」

 寅子「つまり先生は、私は、石を砕けない、雨垂れの一粒でしかない。無念のまま、消えていくしかない。そうお考えですか?」

 この時も平行線。寅子は「なんじゃそりゃ」と“捨て台詞”を吐き、立ち去った。

 後日。穂高は雲野六郎(塚地武雅)の事務所へ謝罪に訪れ、山田よね(土居志央梨)が聞かされていなかった寅子の妊娠を知ることに。寅子はよねとも決裂。辞表を提出し、弁護士の道を断念した。

 寅子の怒号は約1分半。SNS上には「完全に逆ギレ(笑)」「晴れの舞台に泥を塗る権利はないよ」「最後のお別れの会で泥を塗るの、ホントよくないな…今日くらい我慢できなかったのか」「みんな雨垂れの一雫だと思うけどな」「いやー流石に今言うことか?感はある」「全部穂高先生のせいみたいなんはさぁ…違くない?妊娠とか戦争とかは先生関係ないでしょ(妊娠の時の声掛けがアレだったのはそうだけど)」「昔から寅子は穂高先生の優しさに甘えてるよな」「昔のわだかまりや恨みがあるとはいえ、今日の穂高先生への寅子の態度には理解できないわ」「今日の寅子は好きじゃないかも!明日でどうにかすっきりする形で和解してほしい。このまま退場とか嫌だからね」などの声が相次いだ。

 師弟関係は果たして。

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