ブルージェイズ・菊池雄星は6回途中2失点も登板4試合続けて白星逃す 同点の6回に勝ち越しソロ被弾

アストロズ戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星（ロイター）

　◇ア・リーグ　ブルージェイズ－アストロズ（2024年7月3日　トロント）

　ブルージェイズの菊池雄星投手（33）が3日（日本時間4日）、本拠でのアストロズ戦に先発。6回途中2失点も勝利投手の権利は逃した。

　初回は先頭・アルテューベを空振り三振に仕留めると、続くブレグマンもスライダーで空振り三振と順調に立ち上がった。

　2回も先頭・ディアスに左翼線二塁打を許したが、後続を断ち無失点。ところが、1－0の3回2死一、二塁からアルバレスに適時二塁打を浴び、同点に。この回、満塁までピンチを広げたが後続を断って最少失点で切り抜けた。

　4、5回は相手打線を3者凡退に封じたが、1－1の6回、先頭・アルバレスに勝ち越しソロを被弾。先発に8人の右打者を並べたアストロズ打線で唯一の左打者に内角に入った直球を狙われ、右翼スタンドに運ばれた。

　さらに、2死からペーニャに左越え二塁打を浴びたところで無念の降板となった。

　後を継いだポップが後続を断ち、菊池の登板結果は5回2/3を5安打2失点となった。

　前回6月28日のヤンキース戦は6回に逆転3ランを被弾し、5回0/3を投げ、4安打4失点で8敗目。登板3試合続けて黒星を喫した。