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【スポクラ】楢崎智亜「一つのものを二人で獲りに行く感覚」妻の野口啓代と金目指す 龍ケ崎市で壮行会

スポニチアネックス / 2024年7月4日 13時33分

応援メッセージを手に、龍ケ崎市のマスコットキャラクター「まいりゅう」と写真に収まる楢崎智亜(右)

 スポーツクライミング・パリ五輪代表の楢崎智亜(28=TEAM au)の壮行会が4日、地元の龍ケ崎市役所で行われた。

 2大会連続で五輪代表となった楢崎は、龍ケ崎市の萩原勇市長から「龍ケ崎ふるさと大使」に任命され、特別奨励金100万円(目録)、市民の応援メッセージ約500枚を贈られ、開幕まで1カ月を切ったパリ五輪に向けて「一番の目標は金メダルを獲ること。前回の東京五輪(4位)では自分のベストを出すことができなかった。今回は自分の力を全て出し切ることがその前の目標になる」と抱負を語った。

 春以降W杯を転戦。6月下旬のインスブルック大会ではボルダーで2位、リードで8位に入った。ボルダーを得意とする楢崎は「リードは感触が良い。ボルダリングは自分の感覚とずれがあると感じた。僕の場合、金メダルを獲るにはボルダリングで圧倒しなければいけない。残り1カ月はそちらを重点的にやる」と話した。

 楢崎は栃木県出身。現在は東京五輪スポーツクライミング女子銅メダリストで夫人の野口啓代の出身地・龍ケ崎市に居住。昨年5月には長女が誕生した。

 パリには家族も応援に駆けつける。楢崎は「(東京五輪と)メダルの価値は変わらないが。啓代が引退したので、二人がそれぞれ目指していたものが、一つのものを二人で獲りに行っている感覚は凄くある」と話した。

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