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ベッツ 放送席で大谷翔平を異例の生解説 次々と明かされる異次元の打球速度秘話に解説者絶句

スポニチアネックス / 2024年7月4日 13時43分

放送席から試合を見つめるドジャース・ベッツ(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(2024年7月3日 ロサンゼルス)

 左手骨折で離脱中のドジャースのムーキー・ベッツ内野手(31)が3日(日本時間4日)、本拠ドジャースタジアムでのダイヤモンドバックス戦で放送席に座った。

 日本ではシーズン中に選手がゲスト解説を務めるのは球宴ぐらいで、自チームの公式戦で放送席に登場するのは異例。ベッツは米放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席に現れ、ヘッドホンを付けて実況らとともに試合について解説した。負傷した左手には器具が装着されていた。

 ベッツは1番打者として出場していた離脱前に一塁走者として2番の大谷翔平の打球が当たりそうになったため、後ろに下がってリードをするようになったことについて説明。「1本は頭、もう1本は背中をかすめた。頭をかすめた打球は118マイル(約189.9キロ)だった。これは自分を守るためだよ」と話した。

 また、大谷の打球音について「ショットガンのような音がするよね」と振られると、ベッツは「ケージの中でのトスバッティングで試合よりも強い打球を打てる。ケージで(打球速度が)110マイル出るんだ」と驚いた様子で解説。これには解説者も「ありえない」と絶句していた。

 試合前にはキャッチボールなどで練習も行い、米メディアに復帰後の打順について「どこで打っても構わない」などと大谷が1番でも問題ないと語っていた。

 ベッツは6月16日(同17日)のロイヤルズ戦で左手に死球を受け骨折。負傷者リスト(IL)に入った。

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