ますおか増田「これはヤバい…小枝さんが死ぬと思った」 かつて関西の名物番組で起こった緊急事態を回想

ますだおかだ・増田英彦

　お笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦（54）が4日放送のABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」で、かつて出演した生番組での出来事を振り返った。

　増田は、先月12日に喘息のため死去した落語家の桂ざこばさん（享年76）の追悼番組に出演したことを報告。その収録現場で、落語家の桂南光と関西テレビの関純子アナウンサーに会い、感激したことを伝えた。

　2人は2008年まで放送されていた関西テレビの名物番組「痛快！エブリデイ」で司会を担当。07年からは増田自身もレギュラー出演していたことから、話題は番組の思い出話に。

　その日番組では、姉妹漫才トリオ「かしまし娘」の正司歌江さんの旅ロケをVTRで放送。スタジオのパネラー陣がワイプで映る中、増田の隣の席だった「オール阪神・巨人」のオール阪神が、生放送中にもかかわらず突然「おい、まじか！それ、お前まじか」とうろたえ始めたという。

　増田が阪神の隣を見ると、落語家の桂小枝が低い声で「もうアカン…もうアカン…」と、頭を下に向け体を震わせている。阪神が「救急車呼んで、救急車！」と叫ぶ緊急事態に、放送ではワイプは消えVTRのみの対応に。阪神と増田で小枝を抱えて運んだが、救急車内では「血圧が上が80だったらしい」と明かした。

　増田は「今までの生放送（の経験）でこれはヤバいやろ、と。小枝さんが死ぬと思った」と衝撃を受けたものの、小枝はその日のうちに回復し無事退院。翌週には通常どおり出演したそうで、増田は「先週はゴメンね～」と当時の小枝の口調を真似て笑わせた。

　そして体調が急変した理由として、増田は「説が2つあって」と解説。「1つは前の日に飲み過ぎたとかで体調を崩した。もう1つは、その時流れてたのが歌江師匠の入浴シーンやったから、それに興奮されたのか…」と暴露したが、アシスタントから「それで血圧が下がるんですか、逆じゃないですか」とツッコまれていた。