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カブス地元紙 今永昇太は球宴出場の「最有力候補」各球団から少なくとも1人ずつ選出される規定

スポニチアネックス / 2024年7月4日 14時48分

フィリーズ戦で力投するカブス・今永(AP)

 ◇ナ・リーグ カブス3―5フィリーズ(2024年7月3日 シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(30)が3日(日本時間4日)、本拠でのフィリーズ戦に先発。2―1の6回無死一塁からナ・リーグ打点王のアレク・ボーム内野手(27)に勝ち越し2ランを被弾するなど、6回6安打3失点、8奪三振で降板し、今季8勝目はならなかった。打線が7回2死から同点に追いつき、今永の黒星は消滅したが、8回に2点を失って3連敗を喫した。鈴木誠也外野手(29)は4打数無安打だった。

 試合後、クレイグ・カウンセル監督はここまで7勝を挙げている今永の球宴出場について問われると「昇太の場合は数字が物語っている。彼は本当によく投げている。投げているのを見るのは楽しい。彼は我々に勝つチャンスを与えてくれた。オールスターにふさわしい投手だ」と太鼓判を押した。

 地元紙「デイリー・ヘラルド」も今永の球宴出場について「(最下位に沈む)今季が悔しいものであったとしても、カブスの誰かがオールスターに出場する。それがルールだ」と説明。カウンセル監督が今永の球宴出場に太鼓判を押すコメントを伝えるとともに同紙も「30歳の日本人ルーキー、今永昇太がその最有力候補であり、ナ・リーグ最強のチームを相手に好投し、選出を確定せるチャンスがあった」と伝えた。

 今永はこの日の登板が球宴初出場へのアピールになったかを問われると「どうですかね。それを判断するのは自分じゃないので。できればもっと内容のいい登板であればよかった。僕が決められることじゃないのであまり考えていません」とコメント。続けて球宴に選ばれたらどう思うかも問われたが「選ばれた時にそれには答えたいと思います」と話すにとどめた。

 地元放送局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」は公式Xで各球団の新人投手の成績を紹介した。今永は今季自責点が3点以下だった登板が14試合で両リーグ最多。ここまで5勝を挙げる2位のパイレーツのジャレド・ジョーンズや今季9勝のドジャースのギャビン・ストーン、同じく9勝を挙げてア・リーグ新人王候補のルイス・ヒルらは13試合であることを伝えた。

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