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那須川天心が公開練習 左目下にあざも初10回戦へ手応え「那須川選手ヤバいな、と思ってもらえれば」

スポニチアネックス / 2024年7月4日 15時26分

<那須川天心公開練習>目の下にできたあざを触る那須川(撮影・篠原岳夫)

 ◇プロボクシング54.4キロ契約ノンタイトル戦 那須川天心(帝拳)<10回戦>ジョナサン・ロドリゲス(米国)(2024年7月20日 東京・両国国技館)

 プロボクシング4戦目で初の10回戦に挑むWBA世界バンタム級7位の那須川天心(25=帝拳、3勝1KO)が4日、都内の所属ジムで練習を公開した。20日のトリプル世界戦の興行で、WBA同級4位ジョナサン・ロドリゲス(25=米国、17勝7KO2敗1分け)との世界ランカー対決。この日はWBO同級3位、IBF同級4位のクリスチャン・メディナ(24=メキシコ)と2ラウンドのスパーリングを行い、1回には中間距離から体重の乗ったストレートを顔面へ叩き込んだほか、接近戦で右ボディーを打ち込むなど力強くなったパンチを披露した。

 今回の試合へ向けてはメディナらを相手に100ラウンド以上のスパーを消化した。「今回はパートナーがむちゃくちゃ強くて試合以上の経験ができている。トレーナーや選手から”スパーの方が試合より全然キツいよ”と言われて、今までは結構なめていたが、ホントだなと思った」と苦笑いした。この日は左目下にあざがあったが、スパー時にガードして傷つけたものと明かし「顔で売ってるんで。台無しッスね」とニヤリ。「いつもよりパンチをもらう機会が増えたけど、結構俺って打たれ強いなと思った。でも、見えないところでもらうと倒れてしまういので、そこの集中ですね。何が来ても大丈夫なようにしている」と充実感をにじませた。これまで最長8ラウンドのスパーを3回実施したが、来週まで行うスパーの中では10ラウンドも計画しているという。

 昨年4月のプロボクシングデビューから2戦続けて判定勝ちだったが、今年1月の3戦目ではメキシコ人選手を相手に初のTKO勝ちを収めた。今回は新たに中間距離での駆け引きに取り組んできたそうで、試合のテーマは「自分のタイミングで場を支配する」。タイミングについて問われると「ボクシング以外の呼吸の部分だったり、ちょっとした武道の動きとかを取り入れた。目に見えない流れというのが絶対にあって、それを度外視すると当たらないし、しっかり自分の流れをつくって場を支配することでタイミングが合ってくる。そこで相手が意識してない、見えてないところで打つということを意識している」と説明。「どのパンチでも当たれば倒れる。そこの精度は上げてきたので。スタイルもパンチも質も変わってきているので。ランカーや同じ階級の人たちに”那須川選手ヤバいな”と思ってもらえれば」と抱負を述べた。

 対戦相手のロドリゲスは今年2月の前戦は7回TKO負けだったものの、昨年11月には元WBA世界スーパーフライ級王者カリド・ヤファイ(英国)に1回KO勝ちしている。「結構振ってくるので1ラウンドから気が抜けないというか、どちらかと言うとMMA寄りのパンチを打ってくる選手」と印象を述べ、「10ラウンドを戦うイメージはできているし、”これだったら12ラウンドいっても大丈夫だな”と思ってもらえるような仕上がりにはできていると思う」とアピールした。

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