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【スケボー】五輪最年少金メダルが掛かる14歳・小野寺吟雲「いつものように」記録更新意識せず

スポニチアネックス / 2024年7月4日 18時9分

<スケートボード代表発表会見>会見に臨む スケートボード日本代表 ストリート男子の小野寺吟雲(撮影・松永 柊斗)

 スケートボードの国内統括団体ワールドスケートジャパン(WSJ)は4日、東京都内でパリ五輪代表の内定者会見を開き、オンラインを含めて全10選手が出席。初のひのき舞台に臨む男子ストリートの小野寺吟雲(14)は「いつも通り、目の前の試合を全力で頑張りたいと思う」と話した。

 競技日は開会式翌日の今月27日。小野寺は14歳163日で迎えることになるが、金メダルを獲得すれば32年ロサンゼルス五輪の競泳男子1500メートルを制した北村久寿雄の14歳309日を抜き、男子個人種目では世界最年少記録を更新することになる。これまで2つの年少記録がギネス世界記録が認定され、五輪予選シリーズでも堂々の1位で出場権を獲得。東京五輪王者の堀米雄斗らとハイレベルな金メダル争いが繰り広げられることは必至だが、記録更新への期待は高まる。

 それでも本人は「特に(感想は)ない。ただ楽しく自分のスタイルでいつものように全力で滑りたい」とあくまで自然体だ。「リフレッシュ方法とかは特にない。ただスケボーでプッシュしていれば楽しいので」と語る申し子が純粋に競技を楽しみ、五輪史に新たな記録を打ち立てる。

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