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日体大出身・85キロ級日本一の古田賢悟が同級生・大の里と同じ二所ノ関部屋入門 新弟子検査申し込み

スポニチアネックス / 2024年7月4日 19時27分

二所ノ関部屋で稽古に臨む大の里(右)と古田賢悟(6月7日撮影)

 日本相撲協会は4日、名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の新弟子検査に4人が受検すると発表した。検査は8日に名古屋市内で行われる。

 日大出身で昨年の国体優勝など6つのタイトルを持つ川渕一意(22=木瀬部屋)と、昨年の全日本選手権3位で十両・朝紅龍(25=高砂部屋の弟の石崎涼馬(23=高砂部屋)の2人は、6月1日の理事会で幕下最下位格付け出し資格が承認されており、入門先も既に発表されていた。その他に、この日新たに2人が受験を申し込んだ。

 日体大時代に85キロ未満級で2度の全国優勝経験を持つ古田賢悟(23)は、二所ノ関部屋に入門。日体大相撲部同期の関脇・大の里(23)に誘われ、同じ部屋の門を叩いた。大学卒業後は相撲部監督でもある齋藤一雄教授の助手を1年間務め、社会人として大会にも出場。昨年5月の全日本体重別大会シニア軽量級(85キロ未満級)で3位に終わって世界選手権出場を逃すと、プロ入りへの思いが芽生え始めたという。「(大の里は)良い意味で同級生で、目標でもある。いろいろな刺激を受けながら一番良い環境がここだと思った」と入門を決意。今年の夏場所直前から二所ノ関部屋での生活を始めた。

 日体大相撲同期では大の里、十両・阿武剋(阿武松部屋)、幕下・旭海雄(大島部屋)が既に大相撲の土俵で活躍しており、石崎涼馬(高砂部屋)も名古屋場所で幕下付け出しとして初土俵を踏む予定。前相撲から力士人生をスタートさせる23歳は「少しでも早く同級生に追いついて追い越せるように頑張ります」と夏場所後に話していた。

 ◇古田 賢悟(ふるた・けんご)2000年(平12)11月14日生まれ、広島県竹原市出身の23歳。幼少期から相撲を始め、竹原中3年時に全中出場。竹原高2年時に全国高校選抜大会80キロ級3位。3年時に広島県高校総体優勝。日体大1年時に全国学生体重別85キロ未満級3位。2年時に東日本学生体重別85キロ未満級3位、全国学生体重別85キロ未満級優勝。3年時に東日本学生体重別85キロ未満級優勝、全国学生体重別85キロ未満級3位。4年時に東日本学生体重別85キロ未満級準優勝、全国学生体重別85キロ未満級優勝。卒業後は助手として日体大に残って社会人の大会にも出場。全日本体重別大会(世界選手権日本代表決定戦)シニア軽量級(85キロ未満)3位、東日本実業団選手権重量級(110キロ未満)優勝。身長1メートル76、体重100キロ。

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