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天心 ミット打ちで粟生隆寛トレーナーのミット吹き飛ばす「“そろそろやばいな”と思わせる試合をしたい」

スポニチアネックス / 2024年7月5日 5時31分

<那須川天心公開練習>公開練習を終えてリング上でポーズを取る那須川(撮影・篠原岳夫)

 ◇54・4キロ契約10回戦 WBA7位・那須川天心《10回戦》WBA4位・ジョナサン・ロドリゲス(2024年7月20日 両国国技館)

 WBA世界バンタム級7位の那須川天心(25=帝拳)が4日、20日のボクシング転向4戦目に向け都内の所属ジムで練習を公開した。スパーリングではWBO世界同級3位クリスチャン・メディナ(24=メキシコ)相手に力強いパンチを打ち込むなど進化した姿を披露。世界4位と対戦する初の10回戦に向け、万全の仕上がりをアピールした。

 那須川が多彩な攻めで世界上位ランカーを圧倒した。昨年8月に現IBF世界王者の西田凌佑(六島)相手に善戦したメディナと2ラウンドのスパーリングを公開。右ボディーアッパーから力強い左ストレートを顔面に打ち込むと、接近戦でも左右のフックから右ボディーアッパーを見舞った。強敵と互角以上に渡り合う圧巻の内容に「感覚的にもだいぶ良かった。パンチの切れも重みも増したと思う」と充実の表情。ミット打ちでも強烈な左で粟生隆寛トレーナーのミットを吹き飛ばすなど力強さも見せた。

 左目下にあざをつくるなど過酷なスパーを過去最長の100ラウンド以上こなした。前日、ガード越しに被弾して負ったものだと明かし「自分は顔で売っているんで、台無し。(試合当日は)最悪メークをして…」と笑いを誘いながら「今回のパートナーはめちゃくちゃ強くて試合以上の経験ができている」とうなずいた。

 初の10回戦となるロドリゲス戦へ油断はない。「何にでも対応できるように水の流れのようにやる。自分の世界で場を支配する、それに尽きる」。新たに中間距離でパンチを当てる技術も磨くなど「がらっと進化して“那須川天心そろそろやばいな”と思わせる試合をしたい」。KO宣言は出なかったが、言葉の端々に確かな自信をにじませた。 (伊東 慶久)

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