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やり投げ女王の夢「いつか北口榛花杯を」 現役選手では異例の冠大会熱望 金メダル獲得が必須

スポニチアネックス / 2024年7月5日 4時1分

所属先のJALの壮行会に参加した陸上・北口(中央左)とフェンシング・加納(同右)

 陸上女子やり投げの23年世界選手権女王でパリ五輪代表の北口榛花(26=JAL)が4日、都内で行われた所属のJALの壮行会に出席。同じJALアスリート社員でもあるフェンシング東京五輪金メダルの加納虹輝を引き合いに「加納虹輝杯のように、いつか北口榛花杯をできると良いなと思います。やり投げだけの試合はあってもいいけど、もっと幅広くやりたい」と壮大な夢を掲げた。陸上界で冠大会は多くあるが、現役選手では異例となる。

 そのためには悲願の金メダル獲得が必須。今後は拠点の欧州に戻り、ダイヤモンドリーグ転戦で最終調整する。男子110メートル障害で五輪初出場の村竹ラシッドが発した「全員かかってこい」という意気込みを聞き「(自分に対して相手が)勝手にかかってきていると思っている」と苦笑い。「自分から、かかってこいって言う必要はない。受けて立つ立場でもない。良い試合にしたい」と大舞台を見据えた。 (大和 弘明)

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