1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

カブス・鈴木誠也 2安打2四球、3得点でチームの大勝に貢献 ファンに「勝ちを届けられて良かった」

スポニチアネックス / 2024年7月5日 7時1分

5回、無死一塁から三塁内野安打で一塁へ全力疾走したカブス・鈴木誠也

 ◇ナ・リーグ カブス10-2フィリーズ(2024年7月4日 シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)が4日(日本時間5日)、本拠地シカゴでのフィリーズ戦に「4番・右翼」で先発出場。3打数2安打、2四球、3得点でチームの勝利に貢献した。

 試合後、鈴木は「しっかり後ろにつなぐこともできたし、数多く出塁できたので良かったかなと思います。みんな必死にやって結果がこういうふうになってますし、少しずついい流れになっていると思うので、気を抜かずやっていければ、いい試合が増えていくんじゃないかと思います」と充実した表情で話した。

 鈴木は2回の第1打席は先頭打者として四球で出塁。続くハップの左前打などで場面を1死一、二塁に変え、ここで二走・鈴木が果敢に三塁へ単独スチール。タイミング的にはアウトだったが、タッチした三塁手・ボームのグラブからボールがこぼれて、今季8個目の盗塁に成功した。

 2点を追って迎えた4回の第2打席は、無死一塁から右前打でつないで無死一、二塁と好機を広げると、続くハップが左越えの逆転12号3ラン。この後、さらに2点を加えてこの回一挙5点を奪った。3点リードで迎えた5回も無死一塁から高く跳ね上がった三塁内野安打で再び無死一、二塁と好機を広げると、またもハップが2打席連続の13号3ランを右翼席に運んで試合を決定づけた。

 7回は1死から四球で出塁。続くハップの左翼への二塁打で二、三塁となり、続くモレルの左前適時打で三塁から鈴木が生還した。8回さらに1点を奪い、なおも2死一、三塁で迎えた第5打席は二ゴロに終わったが、つなぐ打撃で2安打、2四球で3得点とチームに貢献。7試合ぶりに三振もなかった。チームの連敗を3で止め、打率も・263となった。

 徐々に個人成績も上昇カーブを描いているが「今はあんまり数字の方は気にしていないですけど、必死に、何とかその試合その試合でいい結果が出るように…そういう思いでやっているので、その結果、成績が上がってきてるのは良いのかなと思います」と手応えも感じつつある様子。この日はハップが3ラン2発と爆発したが、これには「カッコ良かったっすね。いいな~と思ってました」とおどけてみせた。

 ここまでチームはナ・リーグ中地区で最下位に甘んじているだけに、ファンに対しては「今のチーム状況的にも負けが込んでて、ファンの人たちもフラストレーションがたまって、色々、ヤジりたくなったりとかもあると思うんですけど、温かい声援の方が数多いですし、批判する声っていうのも全然聞こえてこないくらい。“頑張れ”っていう声の方が多いくらい」と感謝の気持ちでいっぱい。米国の独立記念日ということもあり、この日の大勝については「そういう意味では、何とか今日は、勝ちを届けられて良かったのかなと思います」と穏やかな笑顔で話していた。温かいファンのためにも、ここからの巻き返しを狙う。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください