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高知東生 立場が異なる男女のハラスメントの危険性に「何でも腹を割って話し合いができるなんて幻想」

スポニチアネックス / 2024年7月5日 13時21分

高知東生

 俳優の高知東生(59)が5日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新。ハラスメントの危険性について伝えた。

 高知は「俺は権力を持った男が、立場の弱い若い女性と何でも腹を割って話し合いができるなんて幻想だと思う」とコメント。「そもそも1対1で話し合うだけで怖いと思うぞ」と投稿した。

 そして「誰だって自分はよく思われていると信じたいだろうが、何でも話し合える関係なんてそんな簡単には作れない」と続け、「自分は大丈夫と思ってる人ほど、大丈夫じゃない」とつづった。

 この投稿にフォロワーからは「至極同感です」「その組み合わせは"腹を割って話し合う"のが一番難しい例だろって思う」「ハラスメント加害者のメンタリティってこんな感じだよね」などの声が寄せられた。

 4日、性加害を題材にした映画の主演女優から要望された、性的な描写の際に肉体的・精神的にサポートする「インティマシー・コーディネーター」の介在を断ったとする監督のインタビュー記事が公開。「間に人を入れたくなかった」「女性として傷つく部分があったら、すぐに言って欲しいとお願いしました」などの発言がネットで議論を呼んでいた。

 高知は言及していないが、この件に関連して考えるフォロワーもおり、「あの監督と女優さんのことかな」「目にした中でこのポストが1番わかりやすかった」「それも性の話をしなければならない、女性にとって立場が上の男性にそんな話をすることがどれだけ苦痛であり大変なことかが分からない時点で…と思ってしまいます」などのコメントもみられた。

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