フジモン アンジャ渡部地上波復帰のネット記事本数に戦々恐々「口ごもってしまいますよ」

TOKYO MX「５時に夢中！」に生出演した「FUJIWARA」原西孝幸（左）と藤本敏史

　お笑いコンビ「FUJIWARA」藤本敏史（53）が5日、TOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）にゲストとして生出演した。地上波生放送番組への出演は、昨年10月に都内で起こした当て逃げ事故による謹慎処分が解けてから初めてとなった。

　この日は週に1回のゲストデー。藤本は相方の原西孝幸（53）とそろって登場した。冒頭では恐縮気味で、ゴリゴリないつもの藤本とは対照的な雰囲気。別の番組でも元気のなさが指摘されているといい、「わっ！と（元気に）やると、反省してないみたいな」と、周囲の反応が心配な様子だった。

　先月21日には、不倫問題から活動を再開している「アンジャッシュ」渡部建も出演し、大きな反響があった。歌手の中尾ミエから「今日は弾けて下さい」とエールを送られた藤本は、「渡部が出た時、ネットニュース凄かったじゃないですか？」と返答。MCのフリーアナウンサー垣花正は「80本出たそうですね、ネットニュース」と説明した。

　すると藤本は「80本？それ言われたらもう…口ごもってしまいますよ」と、戦々恐々の様子。「凄い気を遣ってしまうんですよね」と話すと、MCのミッツ・マングローブからは「気を遣うって、こっちのせりふだわ！」とツッコミを受けていた。

　藤本は昨年10月4日正午ごろ、東京都渋谷区の交差点に赤信号を見落として進入。女性が運転する車に衝突する事故を起こしたが、通報せず、事故は女性の通報で発覚した。同月に当面の芸能活動自粛を発表。その後、警視庁渋谷署が同11月に書類送検された。24年1月17日に道路交通法違反（事故不申告など）の罪で東京区検に略式起訴され、同23日付で東京簡裁から罰金2万4000円の略式命令を受けた。

　今年2月23日にYouTubeの配信動画で活動を再開。ラジオなどを中心に活動していたが、3月23日放送のフジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」で、活動自粛後初の地上波番組出演を果たしていた。

　同番組は先月21日、渡部もゲスト出演。問題以来、初めての地上波生放送で、出演陣にいじり倒された。また、コンビが別々のトラブルを起こした「TKO」をそろってゲストに呼んだことも。過去を反省し、再出発を図るタレントを積極的に起用する、挑戦的なキャスティングで知られている。