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【バスケ男子】日本 八村&渡辺雄が欠場の中で韓国に1点差の敗戦…ホーバス監督の“喝”で猛追も実らず

スポニチアネックス / 2024年7月5日 20時58分

<バスケ男子強化試合 日本・韓国>第2Q、突破を許す河村(左から2人目)(撮影・小海途 良幹)

 ◇国際強化試合 日本-韓国(2024年7月5日 有明アリーナ)

 男子バスケットボール日本代表は、5日に国際強化試合で韓国と対戦。NBAを経験している八村塁(26=レイカーズ)、渡辺雄太(29)が欠場する中で、韓国に84ー85で敗れた。7日の韓国戦が国内最後の国際強化試合となる。

 日本バスケットボール協会は6月26日、パリ五輪男子日本代表最終候補メンバー16人を発表。五輪代表12人を選出に向けて、最後の強化試合となる5日、7日の韓国2連戦となる。

 この試合では河村勇輝(23=横浜)、馬場雄大(28)、比江島真(33=宇都宮)、渡辺飛勇(25)、ジョシュ・ホーキンソン(29=渋谷)が先発出場。

 第1Q残り8分8秒に左コーナーから比江島が3Pシュートを決めてチーム初得点。さらに残り7分41秒にも再び比江島が左コーナーから2本連続となる3Pシュートを決めるなどこのクオーターは15―13と2点リードで終えた。

 第2Qで日本の選手たちが3Pシュートを決める場面があったが韓国の攻撃を止めきれず、このクオーターだけで20―33と差をつけられて、前半は35―46とリードを許して終えた。

 ハーフタイムでトム・ホーバス監督は「残念だ…プレー強度など全然ダメ!」と喝を入れたが、第3Q開始直後もなかなかリードを縮められず、第3Q途中のタイムアウトでもホーバス監督は選手たちに再び喝を入れた。

 そこから守備面ではダブルチームなどで相手のミスを誘う場面もあったが、このクオーターで20点リードに広げられた。

 第4Qに流れ一気に変わった。途中出場のジェイコブス晶(20=ハワイ大)が2連続3Pシュートを決めると、残り3分41秒で河村の左ウイング付近からの3Pシュートで1点差まで詰め寄った。

 残り1分切って同点に追いつくと、残り40秒で馬場が好守備で相手のミスを誘った。残り36秒で相手の反則を誘った河村がフリースローを2本決めて、一度は逆転に成功した。しかしその後に韓国に得点を決められて、さらにホーキンソンの反則で2本のフリースローを与えてしまい、1本決められて敗戦した。

 チームトップは3Pシュートを3本決めるなど23得点6アシストを決めた河村。続いてホーキンソンが17得点7リバウンドとつづいた。

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