角田裕毅、フリー走行1回目は10分も走れず 痛恨スピンでマシンストップ F1英国GP

シルバーストーン・サーキット入りした角田裕毅（ロイター）

　◇F1第12戦英国GPフリー走行（2024年7月5日　シルバーストーン・サーキット＝1周5.891キロ）

　4戦ぶりのポイント獲得を目指すRBの角田裕毅が、フリー走行1回目でいきなりつまづいた。開始から10分もたたないうちに第7コーナーでミスを犯してスピン。グラベルへ突っ込んで動かなくなり、角田は早々とマシンを下りた。セッションは赤旗で8分間中断した。

　今季序盤戦の角田は第8戦モナコGPまでに7位2回など5度の入賞を果たし、6月にはRBが来季の契約延長を発表。しかし、第9戦カナダGPからは14、19、14位と３戦続けて入賞を逃していた。今季折り返しとなる英国GPでの巻き返しが期待されていたが、貴重な走行機会を失った。