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屈辱…西武、ロッテに今季9戦全敗 先発・今井は右手出血が影響か制球不安定 7四死球

スポニチアネックス / 2024年7月5日 21時31分

3回、ユニホームで右手を拭う今井 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ 西武3―6ロッテ(2024年7月5日 ベルーナD)

 西武はロッテに敗れた。“天敵”にまたしても勝てず、同カードは屈辱の開幕9連敗となった。

 先発・今井は初回から制球が定まらず苦戦。右手の指先から出血したとみられ、その影響か7四死球と精彩を欠いた。5月21日のロッテ戦(ベルーナD)でも初回に右手から出血し、5回9安打5失点で黒星を喫していた。

 この日は3回、1死一塁から4番ソトの適時二塁打を浴び先制点を献上した。5回には無死一塁からまたしてもソトに右中間への適時打二塁打とされると、続くポランコにも右前適時打を許した。今井は5回5杏大3失点で降板。与四死球は7だった。

 打線はロッテ先発・小島の前に6回まで沈黙。それでも7回無死一、二塁から西川の適時打と走塁の間に2点を返すと、なおも1死二塁で代打・長谷川が意地の左前適時打とし、1点差に迫った。

 しかし、8回に4番手のヤンがセーフティースクイズと犠飛で2失点。再びリードを広げられる苦しい展開となった。

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