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巨人・阿部監督 戸郷は「あそこまでかなと」 6打点の岸田には「こういう時もある…謙虚に」

スポニチアネックス / 2024年7月5日 21時37分

<ヤ・巨>試合を制し阿部監督(左から2人目)とハイタッチする戸郷(左)ら巨人ナイン(撮影・大城 有生希)

 ◇セ・リーグ 巨人10―3ヤクルト(2024年7月5日 神宮)

 巨人は猛暑のなかで行われたヤクルトとの熱戦に先発野手全員の15安打で10点を奪って打ち勝ち、2連勝で貯金2とした。阪神が敗れたため、試合前の3位タイから単独3位に浮上している。

 初回に1番・丸、2番・吉川、3番・ヘルナンデスの3連打で相手先発右腕・小川から1点先制。さらに6番・立岡の二ゴロで1点加えると、7番・岸田には2点適時打が出てこの回、一挙4点を先取した。

 4―1となって迎えた3回には岸田がこの試合3打点目となる犠飛で再び4点リードに。7回には丸の6号ソロと大城卓の適時打で2点を加えると、9回には岸田が3号3ランを放ってプロ初の1試合6打点をマークした。

 投げては先発右腕・戸郷が走者を出しながらも7回途中7安打3失点と粘投し、チーム単独トップとなる今季7勝目(4敗)。中川、ケラー、バルドナード、船迫の継投で勝ち切った。

 戸郷はこれがプロ6年目で区切りのプロ通算50勝目(31敗)。2リーグ制後、111試合目での50勝到達は、高卒では堀内恒夫の108試合に次いで球団2位のスピード達成となっている。

 阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。

 ――初回にいい形で。

 「そうだね。いい形でした」

 ――みんなで打った。

 「うん。だけど、途中ちょっと気持ち悪い感じがしたんだけどね。だから勝ちパターン(の投手)も投入していったしね」

 ――戸郷について。

 「あそこまでかなと思って。本人は投げれたんだろうけど」

 ――岸田が6打点。

 「こういう時もあるし、謙虚に頑張ってもらいたいなと思います」

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