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奈緒主演映画 舞台あいさつ進行役「インティマシー・コーディネーター」は「必ず起用されるべき」

スポニチアネックス / 2024年7月5日 23時4分

舞台あいさつを進行した奥浜レイラ(撮影・小渕 日向子)

 女優の奈緒(29)が5日に都内で行われた、主演を務める映画「先生の白い嘘」公開初日舞台あいさつに出席した。撮影時のエピソードや作品の見どころ、作品に込めた熱い思いのほか、物議をかもした「インティマシー・コーディネーター」の導入について語り、涙を浮かべる場面もあった。

 本作は、累計部数100万部を突破した鳥飼茜氏の同名漫画が原作。一人の女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描き、人の根底にある、みにくさと美しさを映し出す。

 さまざまな葛藤を抱えながらの撮影となったが、奈緒は“性と暴力の問題”に向き合う難しい役を演じきった。

 同作をめぐっては、一部報道で性的描写の撮影の際に監督と俳優の間に入って身体的・精神的にサポートする「インティマシー・コーディネーター」を導入するかどうか、奈緒と三木康一郎監督の間で協議が行われ、奈緒は導入を希望したものの、最終的に三木康一郎監督は導入しない決断をしたと報じられた。三木監督のインタビュー記事が発端で、ネットやSNSでは監督の決断に多くの批判的な意見が上がり、物議を醸していた。

 16分遅れで始まった舞台あいさつ。報道を受け、同作製作委員会からの謝罪コメントから始まる異例の舞台あいさつとなった。

 続けて、司会でタレントの奥浜レイラが「映画に関わる仕事をする者として個人的にお話させて頂きます」と同問題について言及した。

 個人として「インティマシー・コーディネーター」は「必ず起用されるべき」とし、「製作宣伝の場においても、俳優、あらゆる立場のスタッフが身体、人権尊重され、守られることを強く願っております」と意見を述べた。

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