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光石研「ご褒美」 映画「逃げきれた夢」で「日本映画プロフェッショナル大賞」主演男優賞受賞

スポニチアネックス / 2024年7月6日 5時1分

劇中では実父(右)とも共演した(C)2022「逃げきれた夢」フィルムパートナーズ

 俳優の光石研(62)が生まれ育った北九州市で撮影した映画「逃げきれた夢」(監督二ノ宮隆太郎)で「第33回日本映画プロフェッショナル大賞」の主演男優賞を獲得した。6日、東京・テアトル新宿での授賞式に臨む。

 定時制高校の教頭役。介護施設で暮らす父親を訪ねる場面では実の父と初共演。「恥ずかしかった」と言うが、2022年に小倉北区の旦過(たんが)市場など繁華街で発生した火災で、映画館が焼失するなど変化した街に思いをはせ「撮影をした2021年の黒崎の風景を映像に残すことができてよかった」と思いを込めた。

 福岡の夏の風物詩・博多祇園山笠で成長する青年を描いた主演映画「博多っ子純情」で高校生の時にデビュー。18歳で上京し、故緒形拳さんらが設立した事務所「鈍牛倶楽部」に入所。現場では山田洋次監督(92)らに「叱られてばかりだった」と言うが、緒形さんだけは「君は面白いな。今が辛抱だぞと見ていてくれた」と感謝。12年ぶりの主演作での賞は「ご褒美」。「拳さんのレベルにはまだまだですが、コツコツ続けていますと伝えたい」と語った。(西村 綾乃)

 ◇光石 研(みついし・けん)1961年(昭36)9月26日生まれ、北九州市出身の62歳。高校在学中の78年に主演映画「博多っ子純情」でデビュー。映画やドラマ、CMなど幅広く活躍。北九州での青春時代からをまとめたエッセー「リバーサイドボーイズ」(三栄書房)も話題。16日放送開始のドラマ「南くんが恋人!?」(テレビ朝日系)出演を控えている。1メートル73、A型。

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