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「ダイヤモンド世代」川崎春花 パットさえグリーン上で輝く はんなり口調で笑い誘う一幕も

スポニチアネックス / 2024年7月6日 4時1分

<2024ミネベアミツミレディース第2日目>4番、第2打に備える川崎春花(撮影・会津 智海)

 ◇女子ゴルフツアー ミネベアミツミ・レディース北海道新聞カップ第2日(2024年7月5日 北海道 真駒内CC(6667ヤード、パー72))

 ツアー通算2勝の川崎春花(21=村田製作所)が7バーディー、ボギーなしの65と伸ばし、通算11アンダーで単独首位に浮上した。好調なパットとショットがかみ合い、バーディーを量産、2年ぶりの優勝を視界に捉えた。同じ03年度生まれのダイヤモンド世代でツアー4勝の桜井心那(20=ニトリ)が3打差の2位につけた。

 川崎がグリーン上で輝いた。前半13番で4メートルを沈め、勢いに乗る。「入ってほしい距離が入ってくれたかな」。14番パー3ではピン下から2メートル、15番で4メートル、16番では2メートルとことごとく“微妙”な距離を沈め、4連続バーディーを完成。後半1番では手前から10メートルもねじ込んでみせた。

 03年度生まれで「ダイヤモンド世代」の代表格も22年10月の2勝目を最後に優勝から遠ざかる。昨年からショットに狂いが生じ、今季も5位を最高に予選落ちは7度も数える。それでも最近は「インに引いて手首で上げてみたいな」悪い癖を修正。「やっと良くなってきたかなと思います」と話した。

 本来のショットが戻れば、パッティングもさえを見せた。川崎は「ほとんどパーオンできた。グリーンが小さいのが好き。だってロングパットが残らないから」とはんなりした口調で笑いを誘った。2位の桜井とは3打差。2季ぶりの優勝が確実に見えてきた。

《1万円クラブで琴音がエース!》

 ○…堀琴がパー3の14番(164ヤード)で、自身ツアー2度目のホールインワンを達成した。使用したのは4Uで賞金は20万円。「昨年夏に中古ショップで1万円ぐらいで買ったクラブ。本当にうれしい」と喜んだ。予選落ちした姉の堀奈津佳が6日に誕生日を迎えるだけに「プレゼントを買おうかな」と満面の笑みだった。このイーグルの他は1バーディーと3ボギーで72。初日の3位から4位に後退したが「まだ運がある」と巻き返しを期した。

《河本 風に負けず》

 ○…河本が勢いに乗ってきた。早朝スタートで前半に4つ伸ばし、強風の吹き始めた後半もパーを続けて68。首位と4打差3位につけ「この風の中で伸ばせないと勝ち切れない。その感覚はつかめた」と手応えを示した。米国で活躍する畑岡、渋野らがいる黄金世代。今季も小祝の2勝を含め、6勝を挙げるなど層が厚い。河本は「若い子に負けないぞと頑張っている姿に自分も刺激を受ける」と19年以来のツアー2勝目を見据えた。

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