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阪神・ビーズリー 6回1失点、自己最多9K「三振を取れたことは凄くよかった」 甲子園無敗も継続

スポニチアネックス / 2024年7月6日 5時18分

<神・D>6回2死二塁、梅野(右)をマウンドに呼び寄せて言葉をかわす阪神・ビーズリー(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神1ー2DeNA(2024年7月5日 甲子園)

 阪神・ビーズリーが粘りの投球で試合をつくった。6回1失点。自己最多の8安打を許しながら、それを上回る自己最多の9三振を奪った。スライダー、スプリットがさえ、低めのボールゾーンでもスイングを誘った。

 

 「三振を取れたことは凄くよかった。ヒットも、強いあたりは少なかった」 

 6月15日のソフトバンク戦以来の1軍マウンドだった。度重なる雨の影響で登板日が変更となり、登板間隔が空いた。6月25日のウエスタン・リーグの中日戦で調整登板して2回2安打無失点とするなど、好調をキープできていた。この日の投球で、甲子園での自身無敗を継続。聖地では4戦3勝で、26イニングを投げて2失点。防御率は0・69と、圧巻の成績を残している。

 3回終了後のグラウンド整備中には、阪神園芸にマウンドの補修を要請。プレート付近の土が、固まった状態で取れてしまい、本来、土で見えないはずの黒いラバーがむき出しになってしまっていた。「あのマウンドでは自分も、向こうの投手も投げにくいと思った」。約6分間行った“緊急処置”のおかげもあり、直後の4回は3アウトを全て空振り三振で奪った。

 9番打者としての役割も果たした。5回無死二塁で打席が回ると、始めからバットを横に構えて犠打の体勢に入った。一塁手がジリジリと迫りプレッシャーをかける中、見事に三塁方向に転がした。来日初の犠打を成功。「ちゃんとバントをやらなきゃいけないというのは去年学んで、オフから取り組んできたことの一つだった」。研究熱心な男は、次回こそ勝ち星を手にする。 (松本 航亮)

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