1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

中日・高橋宏 99球完封 球団8年ぶりギリギリマダックス 広島戦無双23イニング連続零封

スポニチアネックス / 2024年7月6日 5時1分

<中・広>完封勝利を挙げ、バッテリーを組んだ加藤匠(左)とハイタッチする中日・高橋宏(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 中日2ー0広島(2024年7月5日 バンテリンD)

 9回2死、こん身の3球勝負で小園を二ゴロに打ち取ると、中日・高橋宏の笑みがはじけた。被安打4、99球の快投で今季初完投、初完封。100球未満の完封勝利「マダックス」を、ギリギリで決めてみせた。

 「7回に大塚さん(投手コーチ)に“マダックス意識すんなよ”と言われて。全然意識していなかったけど、そこから8、9回は意識していました」

 チームでは16年4月6日DeNA戦での小熊以来、8年ぶりの快挙。実は今年の2軍戦で、偶然にも同じ4月6日ソフトバンク戦で高橋宏が92球で達成していた。1軍では昨年6月13日ロッテ戦以来、2度目の完封勝利。前回は125球を要したが「今季は球数を抑えながらテンポよく投げられている。そこは一つ成長したところかな」とうなずいた。

 試合前にはイベントに登場した歌手の家入レオと交流。「本物や、と。写真を撮ってもらったり、リラックスした状態で。ミニライブもちょっと聞いてうれしかった」。打席の登場曲は6月25日に復帰宣言した歌手の西野カナの「if」に変更。「トレーニングルームで藤嶋さん、斎藤さん、達也さん(清水)と“どうしましょう”と。西野カナさんが復帰したので、僕も復帰させてみました」と笑った。登板日でも遊び心を持てる余裕も、21歳の成長の証。広島戦は23イニング連続無失点の無双ぶりで、今季5勝目を手にした。(山添 晴治)

 ○…高橋宏(中)が99球を投じ、4安打完封で5勝目。チームとしても継投なしの完封は今季初となった。100球未満で完封する「マダックス」は、球団では16年4月6日のDeNA戦で小熊凌祐が93球で達成して以来8年ぶり。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください