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ドジャース・大谷 日本選手単独2位103盗塁 20代ラストDAYに駆け込んだ 三盗で決めた稼頭央超え

スポニチアネックス / 2024年7月6日 1時33分

<ドジャース・Dバックス>初回、三盗を決める大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース3ー9ダイヤモンドバックス(2024年7月4日 ロサンゼルス)

 29歳最終日だったドジャース・大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で出場。今季5度目の1試合3三振など3打数無安打も、四球を選んだ初回に今季17盗塁目の三盗を決めた。メジャー通算103盗塁とし日本選手単独2位に浮上。30歳の誕生日を迎える5日(同6日)のブルワーズ戦から、新たな歴史を刻んでいく。

 「フォース・オブ・ジュライ」と呼ばれる7月4日は、米国独立記念日だった。星条旗模様が入ったオフホワイトの特別キャップをかぶった大谷にとっては、20代最後の一日。快音こそ響かなかったが、節目の数字をマークした。

 初回、四球を選ぶと、続くT・ヘルナンデスの右前打で二塁へ。2死後、ヘイワードの打席でスタートを切り、悠々と滑り込んで三盗を成功させた。6月17日以来出場14試合ぶり、今季17個目の盗塁。並んでいた松井稼頭央を抜き日本選手単独2位となる、通算103盗塁目だった。

 ただ、誕生日前日は2年続けて不本意だった。昨年はパドレス戦に投打同時出場も、右手中指のマメの影響もあり6回途中5失点で4敗目。日米初の2者連続本塁打も喫した。この日も今季2度目の3打席連続三振で無安打。連敗となったデーブ・ロバーツ監督も「打ち負けた。救援陣に負担をかけてしまった」と悔しげだ。それでも、大谷が1年前に口にした「球宴までの試合が大事」の思いは今年も同じ。30歳を迎える5日(日本時間6日)から再出発する。

 この日、自身のSNSで「テキサスでお会いしましょう」とつづったのは、4年連続出場が決まったオールスター戦のファン投票への感謝。ナ・リーグの監督を務めるダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は大谷について「1~3番で起用する」と上位打線での起用を明言した。

 駆け抜けた20代から、円熟の30代へ。大谷の新章が、またスタートする。(柳原 直之)

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